近江彼方/故事/6話 彼方のお願い
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彼方ちゃん、次のソロイベントで目覚まし時計が欲しい〜! 1 | |
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目覚まし時計? みんなに持って来てもらうとか? | |
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ううん、違う。 あのね〜、みんなの声が入った目覚ましが欲しいんだ〜 2 + | |
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なるほど。録音できる目覚ましってあるもんね。 でも、なんで目覚まし? | |
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彼方ちゃん、いっつも眠いでしょ…… それは夜にお勉強をしてるからなんだ。 奨学金もらわないといけないから、頑張ってるの〜 3 | |
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でも、お勉強頑張ると朝起きられないの。 遥ちゃんに起こしてもらってるんだけど、 お姉ちゃんだから、ちゃんと一人で起きたい…… 4 | |
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だから…… 5 | |
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そっか、みんなの声が入った目覚ましなら、絶対起きられるよね! | |
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そうなの〜。みんなの声で起きたいっていう 彼方ちゃんのわがままを、みんなに叶えてもらっちゃう 6 | |
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そんなの全然わがままじゃないと思うけど…… | |
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彼方ちゃんにとっては、わがままなんだな〜。 ていうか、彼方ちゃんてスクールアイドルをやってること自体、 ちょっとわがままかなって思ってる 7 | |
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ほんとは、やらなくちゃいけないことがたくさんあるし、 ほかのことなら我慢できるんだけど…… 8 | |
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スクールアイドルは大好きだからやりたいんだ。 だから、応援してくれるみんなにちょっと助けてほしい。 『彼方ちゃん起きろ〜』って声を合わせて言って欲しい 9 | |
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みんな喜んで協力してくれるよ! でも目覚ましボイスそれだけでいいの? もっとみんなそれぞれに言ってもらったらどうかな? | |
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え〜? 10 | |
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みんながそれぞれ起きろー、起きてー、布団剥がしちゃうぞーとか 言ってたら、全部聞きたくならない? | |
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みんな何言ってるんだろう、 って気になって二度寝なんてできなくなると思うんだ | |
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なるほど……二度寝防止も絶対必要…… 11 + | |
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そのアイディアすごくいいね〜! 彼方ちゃんそんな目覚ましが欲しい! 12 | |
決まりだね! | ||
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じゃあ、決まりだね! 早速録音機能付きの目覚まし買いに行こう! | |
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よーし早速行こう! 相談に乗ってくれたお礼に、 彼方ちゃんあなたにアイス奢っちゃうよ〜♪ 13 | |
特別な目覚ましになりそう | ||
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世界に一個の特別な目覚ましになりそうだね! | |
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楽しみ〜、やっぱりあなたは頼りになるね。 一家に一台部長さん! な~んてね。 いやいやこれはお礼しなくちゃね~ 14 | |
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ええ!? お礼なんていらないよ。 私がしたいからやってるだけだし…… | |
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でもそれじゃ彼方ちゃんの気が済まないっていうか…… あ、そうだ~。今度、あなたのためにお弁当作ってきてあげるね~ 15 | |
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ええっ! すごく嬉しいけど、でも、面倒じゃない? | |
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平気、平気~。 いつも遥ちゃんのために、お弁当作ってるからね~。 一つ増えるくらいなんでもないよ 16 + | |
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あ、そっか。遥ちゃんの……。 じゃあ、お願いしちゃおうかな? 彼方さんの作るお弁当楽しみ! | |
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あはは、そういって貰えると嬉しい~。 じゃあ約束、ね? 17 | |
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うん、約束! 楽しみにしてるね。 さて、目覚ましのほかは、やりたいことってある? | |
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ある……けど、なんだか彼方ちゃん安心して眠くなっちゃった…… 18 | |
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あ、今は目覚ましないから、 もし寝ちゃったらあなたが起こしてね。 よろしく~。すやぁ…… 19 |