いたずらオオカミを捕まえろ!/第7話
角色 | 文字 |
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海未 | 千歌はお菓子を欲しがっていましたからね。 ルビィと分かれたら、お菓子を取りに部室へ戻る可能性が 高いと思ったのです 1 + |
千歌 | お菓子の袋に触ろうとしたら、 奥のドアから海未ちゃんが飛び出してきて、 心臓止まるかと思った…… 2 |
海未 | 全く呆れてしまいますね……。 そもそもあんなくだらない方法でお菓子を手に入れなくたって、 あなた達にもちゃんと渡すつもりだったのですよ! 3 + |
ルビィ | えっ……そ、そうなの? ルビィ達、お菓子食べられたの……? 4 |
海未 | ええ、そうです。 そして千歌、あなたもそれは分かっていましたね? 凛が連絡をしたはずですよ 5 + |
千歌 | ぎくっ 6 + |
エマ | どうして千歌ちゃんに連絡したの? 7 |
凛 | 千歌さんとルビィちゃん、今日は凛やかよちん達と 練習終わったら遊ぶ約束だったんだ。 それで、せっかくだしお菓子も一緒に食べようって 8 |
ルビィ | 千歌ちゃん、お菓子が食べられるって最初から分かってたんだね。 それなのに黙ってるなんて……酷いよ~っ! 9 + |
千歌 | ご、ごめん! ほんとに、ちょっとみんなを びっくりさせたかっただけなんだよ。こんなに大騒ぎになるなんて 思わなくて……ほんとごめんなさい! 10 + |
海未 | 疑わしいですね…… 11 |
エマ | まぁまぁ、もう怒るのはここまでにして、お菓子食べよう! いーっぱい持ってきたんだよ。ほら見て、どーん♪ 13 |
凛 | うわぁ~! すごいにゃ、お菓子で机が埋まっちゃうにゃ~♪ 14 |
エマ | うふふ♪ これだけじゃないよ。 あとね、せつ菜ちゃんからも……あれ? 15 |
エマ | 無い……せつ菜ちゃんのお菓子が無い……なんで!? まさかどこかに落としちゃったんじゃ…… 16 |
せつ菜 | し、失礼します! 19 |
凛 | にゃ!? せつ菜さんにゃ~! どうしたの!? 20 + |
エマ | せつ菜ちゃん! ごめんなさい、預かったお菓子、 どこかに失くしちゃったみたいで…… 21 |
せつ菜 | 大丈夫です。 ほら、ちゃんと持ってきましたよ 22 |
せつ菜 | 同好会の部室に忘れてあったんです。 用事が早めに済んだので学校に戻ったら、 部室の机に置きっぱなしになっていて、驚きました…… 23 |
エマ | そ、そうだったの……!? ごめんね、せつ菜ちゃん。 でも、失くしたんじゃなくて良かった…… 24 + |
海未 | エマ、せつ菜、たくさんのお菓子をありがとうございます。 では、早速いただきましょう。凛、穂乃果達を呼んできてください 25 |
凛 | 了解にゃ~♪ 26 |
海未 | エマとせつ菜も一緒に食べましょう。 それから……ルビィも 27 |
ルビィ | いいの? 28 |
千歌 | やった~♪ お菓子! 29 |
海未 | あなたはだめです 30 |
海未 | せっかくニジガクからお菓子を持って来てくれたエマに あんな悪さをして……罰としてお菓子は無しです! そこで大人しくしていなさい! 31 |
千歌 | ええ~っ! そんなぁ~! 32 + |
せつ菜 | ……どうやら、オオカミに出会ってしまったみたいですね 33 |
エマ | うふふ♪ でも可愛いオオカミさんでしょ? 34 |
千歌 | うわ~ん! お菓子食べたいよ~~っ!!! 35 + |