それゆけUMA捜索隊/第2話
角色 | 文字 |
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愛 | ここがUMAが出た海岸か。結構人いるね 1 |
歩夢 | 私達みたいに、ネットを見て捜しに来た人達かな? 2 |
穂乃果 | うそっ! じゃあ早くしないと、 誰かに先を越されちゃうよ! 私達が一番最初に見つけよう。 そして竜宮城に連れてってもらう! 3 + |
愛 | もうUMAが竜宮城出身は決定事項かいっ! でも夢があるよね~♪ アタシもUMAとは友達になりたいな 4 + |
歩夢 | こんなにたくさんの人が捜してるなんて……絶対見つけなきゃ。 ほかの誰かに見つかっちゃう前に、私が……! 5 + |
愛 | お、なんだかんだ言って歩夢もやる気じゃ~ん 6 + |
歩夢 | はっ! い、いや、別にそういうわけじゃ…… あの、私、向こうを捜してみるね! 7 + |
穂乃果 | お願いね、歩夢ちゃん! 私達も行こう。愛ちゃんはあっちをお願い! 私は向こうを見てみるよ 8 + |
愛 | りょーかい! 待ってろ~UMA~! 9 |
穂乃果 | はぁ~~…… 11 |
愛 | お。お帰り穂乃果~ 12 + |
穂乃果 | ただいまぁ……。あれ? 歩夢ちゃんは? 13 + |
愛 | まだ捜して――――あ、来た。おーい、歩夢~! 14 |
歩夢 | はぁ、はぁ、はぁ……ご、ごめん、遅くなっちゃって 15 |
愛 | ふふふ♪ やっぱやる気だったんじゃん、歩夢~♪ 16 |
歩夢 | だ、だからそういうわけじゃ 17 |
穂乃果 | 2人ともどうだった? UMA見つかった? 18 |
愛 | 見つかんなかったよ~。馬ならいたんだけど 19 |
歩夢 | う、馬!? 馬なんていたの!? 20 + |
愛 | おもちゃのやつ。多分落とし物かな~。 いやぁ、実に惜しいよね! ローマ字にすればこれも『UMA』なんだけど 21 |
穂乃果 | うわ~ん! 未確認生物のほうをお願い~! 22 |
愛 | 歩夢はなんか見つけた? 23 |
歩夢 | 私も、特に変わったものは見つからなかったよ 24 |
穂乃果 | そっかぁ……。私も全然だめだった。 ああ~、悔しい! どこに隠れてるんだろう? 25 + |
歩夢 | ねぇ、そのUMAの目撃情報、勘違いって可能性は無いかな? 何か別の……例えば、魚とか、ごみとか、 そういうのを見間違えた、みたいな 26 |
穂乃果 | ええ~っ、そんなはず無いよ! 多分…… 27 + |
愛 | ほかに詳しい情報って無いの? もっとこう、海のどこらへんで見たとか、写真も、 もっとはっきり映ってるやつ投稿されてない? 28 |
穂乃果 | ちょっと待って……う~ん……無いなぁ。 写真も遠かったり暗かったりして、 はっきりしたのはまだ誰も撮ってないみたい 29 + |
愛 | うーむ。まぁ、目撃され始めてからそんなに経ってないらしいし、情報が出てくるとすればこれからか 30 + |
穂乃果 | そうだね。まだ捜索初日だし、 そんなに都合良く見つかりはしないよね。 なんたってUMAだし! 31 + |
愛 | そうそう! まだ何もかも始まったばかりだよ。 アタシらUMA捜索隊の活躍はこれからが本番なんだから! 32 + |
歩夢 | そ……そうかなぁ…… 33 |
穂乃果 | 情報も人手も、もっと集めて、絶対UMAを見つけ出そう! 34 + |
愛 | よっしゃー! ますます燃えてきた~! 35 + |