イルミネーションナイト/第7話
角色 | 文字 |
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エマ | ああ、パーティ、楽しかった! 美味しいお料理もいっぱい食べられたし、 歌も喜んでもらえたし♪ 1 |
希 | 歌います! って宣言した時は、すごくびっくりされたけど、 すぐ受け入れてもらえてよかったね 2 |
果林 | ええ。無事に成功して本当に良かったわ。 花丸ちゃんのアイディアのおかげね。ありがとう 3 |
花丸 | そんな! みんなが先に色んな提案をしてくれたから、 それをヒントに思い付いただけで…… マルだけじゃ、きっと何もできなかったずら 4 |
花丸 | 楽しいことも、大変なことも、色々あったけど…… 全部すごくドキドキした。 知らない世界をまたひとつ知ることができたずら 5 |
花丸 | ありがとう、果林さん。 マル達のことパーティに誘ってくれて。 すごくすごく、楽しかったずら! 6 |
善子 | そうね、悪くない宴だったわ。 このヨハネが直々に足を運ぶだけの価値はあったわよ 7 |
希 | 暗闇ライブなんて貴重な体験もできちゃったしね 8 |
海未 | アクシデントも思い出のひとつ、ですね。 とても充実した時間を過ごさせてもらいました 9 |
エマ | うん! 素敵な思い出ができたね。 ありがとう、果林ちゃん 10 |
果林 | みんな……。こちらこそ、今日は来てくれてありがとう。 私もすっごく楽しかったわ! 11 + |
善子 | えーと、沼津までの電車は…… 13 |
花丸 | あ~あ……このまま駅に着いて電車に乗ったら、 現実に戻ることになるんだね……。 楽しい時間は、あっという間に過ぎてしまうずら 14 |
善子 | 何しょぼくれてんのよ。またすぐ会え…… え――――――っっ!!!! 15 + |
花丸 | うわあっ! な、何!? いきなり大声出さないで善子ちゃん! 17 |
善子 | ヨハネだ、って、そんなことはどうでもいいのよ! ああ~っ、信じらんない! 今日の不運は停電で打ち止めだと思ってたのに~! 18 + |
花丸 | 本当にどうしたずら? 19 |
善子 | 電車が……今からじゃ、乗り継ぎの電車の終電が過ぎちゃうの! 沼津まで帰れないの! 20 |
花丸 | え――――っっ!! そんな、じゃあどうするずら? 歩いて帰る、とか? 21 + |
善子 | 無理よそんなの~っ! 22 |
海未 | 花丸~! 23 |
花丸 | え……? う、海未さん! どうして? 24 |
海未 | はあっ、はあっ……これを、届けに来たのです。 花丸のものですよね? 26 + |
花丸 | あっ、それ……お昼に買ったバhックチャームずら! 鞄に付けてたのに、外れちゃってたんだ。 気付かなかったずら……。ありがとう 27 |
海未 | いいえ、電車に乗ってしまう前に届けられてよかったです 28 |
善子 | 電車…… 29 |
海未 | ? どうしたのですか? 30 |
花丸 | 実は、その……沼津に着く前に電車が無くなっちゃうみたいで…… 家に帰れないずら…… 31 |
海未 | ええっ! それは大変です。 もしよければ私の家に来ませんか? 大したおもてなしはできませんが 32 + |
善子 | いいの!? 33 |
花丸 | いいずら!? 34 |
善子 | 行く! 行きます! お世話になります! 35 |
花丸 | 最後の最後で本当に助けてもらえるなんて! このご恩は一生忘れないずら、王子様! 36 |
善子 | まさかずら丸の妄想が現実になるなんて思わなかったわよ~! でもほんっと~によかったぁ~~~~!! 37 |
海未 | お、王子? 妄想? 一体なんの話ですか? 38 |
花丸・善子 | ありがとう、王子様~! 39 |
海未 | だからその王子とはなんなのですか!? 泣いてないで説明してくださいーーっっ!! 40 |