エマ・ヴェルデ/故事/20話 受け継がれる想い
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| 今日の練習もハードだったね | ||
| あはは! いい汗かいた! 2 + | ||
| いつもこんな練習をしてるなんて、すごいよ 3 | ||
| ありがとう2人とも。 すっごく助かってる……けど、 あたしの練習に付き合わせちゃって悪いね 4 + | ||
| ううん、側で見ていられて幸せなの!! 5 + | ||
| うん。とっても刺激的で、色々参考になってる。 むしろ有難いくらいだよ | ||
| そう言ってもらえると助かる~。 おかげで、いい感じに仕上がってきてるし、 この調子なら、恥ずかしくないラストライブにできそうだよ 6 | ||
| みんなが満足する最高のライブになると思うな | ||
| だといいけど、油断大敵。 ライブまで気を引き締めて頑張らなきゃ 7 + | ||
| 本当に世界は広いな、 こんなに凄いスクールアイドルがいるんだから…… | ||
| 私もすっかりファンの一人だよ | ||
| あははっ。 そんなに持ち上げてもなにも出ないよ~ 8 + | ||
| でも……、この歌を生で聞けるの、あとちょっとだけなんだよね。 う~、やっぱり残念だなって思っちゃう…… 9 + | ||
| わかるよ。本当にいい歌だからね | ||
| そうだよね。 あたしも、もうこの歌が聞けなくなるのは嫌! ってあの時、思ったんだ…… 11 | ||
| だから、マイさんは引き継いだんだよね | ||
| いや~、 カッコつけてひと言に「引き継いだ」なんて言っちゃったけど、 その道のりは、なかなかなものでさ……えへへ 12 + | ||
| あたしさ、この歌がなくなっちゃうのが寂しすぎて、 どうにかしてくれ~! さみし~!って、 先輩に泣きついたんだよね 13 | ||
| え、そうだったの? 14 | ||
| この歌に惚れ込んだ気持ちを、 めちゃくちゃにぶつけちゃったな~。 そしたら先輩が言ったの 15 | ||
| 『じゃあ、あなたがこの歌を引き継いでみる? もちろん。私以上に、この歌を大切にしてくれる人じゃなければ、 そんなことさせないけど』って 17 | ||
| そんなことがあったんだね…… | ||
| うん! それからは先輩に付いて、特訓の毎日だったんだ~。 いや~、厳しかったー! あははっ! 18 + | ||
| だから、すごく愛情を込めて歌ってるんだ。この歌を 本当に大切にしていた先輩が、あたしに託してくれた歌だから。 世界で一番この歌を愛してる! その気持ちをこめて歌ってるの 19 | ||
| そっか……。 だからこんなに引き込まれるんだね、マイちゃんの歌に…… 20 + | ||
| ますますファンになっちゃった | ||
| その話を聞いて、ますますこの歌のファンになっちゃった | ||
| わたしも。 みんなの想いが乗ってるんだもの 21 | ||
| 愛は偉大だね | ||
| やっぱり愛の力は偉大だね | ||
| わたしも、あなたが作ってくれた歌が大好き。 これからも、愛情を注いで大事に歌うね 22 + | ||
| えへへ~、キミたちに手伝いをお願いしてよかったな~…… 23 + | ||
| じゃあ、次はライブの準備を手伝ってもらおうかな! 時間は有効に使わないと、ね! 24 | ||