エマ・ヴェルデ/故事/6話 癒すってどういうこと?
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| 癒し……癒し〜…… う〜ん、よくわからなくなっちゃった…… 1 | ||
| エマさん、ソロイベントのことなんだけど…… | ||
| あ! いいところにきた! ねえ、そのことで話を聞いてもらいたいの〜! 2 | ||
| え、なにかな? エマさんは来てくれるみんなを癒してあげたい! ってテーマで決まってるよね? | ||
| それはそうなんだけど、実際考えてみると、何をしたらいいのか わからなくって……。なんだか、癒しってどういうことだっけ? って煮詰まっちゃったの〜、助けて〜! 3 | ||
| それは大変だ、私でよかったら話し相手になるよ。 人に話すと自分の中で整理がつくことってあるもんね | ||
| あのね、あなたはどういうときに癒された〜って感じる? 4 | ||
| 私!? そうだな……改めて考えると難しい…… エマさんと話してるとすでに癒されてる感があるし…… | ||
| それじゃあ全然わからないよ〜 5 + | ||
| 癒しって改めて考えるとすごく漠然としてるよね…… 具体的にしてみると、緊張してたのがホッとしたり、 気持ちが楽になったりってことだと思うんだけど | ||
| 私は、エマさんと話をしてるときって 気持ちがすごく楽になるんだよね…… | ||
| うーん、そう? 6 | ||
| なんならエマさんと話してると気持ちよくて 眠くなっちゃう時があるくらい | ||
| あ、妹や弟たちも寝ちゃうことがあるよ! 7 | ||
| 妹さんや弟さんもエマさんに癒されてるってことだね。 どんなふうにしてあげてるの? | ||
| 特別なことはなんにもしてないよ〜。 ぎゅって抱きしめたり、頭をなでなでしたり、手を握ったり、 膝の上にのせながら話を聞いてると、みんな寝ちゃうの 8 | ||
| うわあ……それは聞いてるだけで癒される! ねえ、イベントに 来てくれるみんなにも同じようにしてあげるってのはどう? もちろん一人一人にはできないから、ステージの上でだけど | ||
| え? どういうこと? 9 | ||
| ステージの上で、手を広げて飛び込んできて〜ってしたり、 みんなに向かってなでなでする振り付けを入れてみたり! そんなことされちゃったら、私……私……! | ||
| あなただったら、うれしいかな? 10 | ||
| もちろんだよ!! あとはね、私はエマさんに話をして、 肯定してもらえるとすごく安心するんだ。 だから、そういうのも取り入れてほしいな | ||
| なるほど……具体的になってきたね! うん、やってみるよ〜! 11 | ||
| 早速練習してもらっていい? | ||
| いいよ〜! 12 | ||
| 実は今日ね…… | ||
| 今日、お昼にお弁当だけじゃ足りなくて 購買でパン買っちゃったんだ。どう思う? | ||
| わかる、わかるよ〜! あのね、わたしも お弁当だけじゃ足りなくって……部活の休憩時間に食べる サンドイッチも持って来てるんだ。内緒だよ? 13 + | ||
| 昨日と一昨日の話なんだけど…… | ||
| 昨日と一昨日、日課のスクワットをサボっちゃったんだけど、 大丈夫かな? | ||
| なんか、筋トレは毎日やらないほうがいいって聞いたことが あるから大丈夫! でも、今日からはわたしといっしょに、 時間を決めてやろうよ〜! 14 | ||
| うわ……癒される……! | ||
| ふふ、よかった。ねえ、でもわたしも、 あなたにたくさん癒しをもらってるんだよ? 15 | ||
| え? | ||
| あなたがいつもそばで見守って応援してくれてることが、 一番の癒しで、最高にがんばれるお薬なんだ。 だから、これからもよろしくね♪ 16 | ||