エマ・ヴェルデ/雨ふりの放課後
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角色 | 文字 | |
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PLAYER | エマさんとふたりっきりで帰るなんて、 なんだか久しぶりだね | |
エマ | そうだね。いつもみんなと一緒だし 2 | |
PLAYER | ねぇ、せっかくだし、どこか寄っていかない? クレープとかどう? | |
エマ | わぁ、いいねぇ! 3 | |
エマ | ん~? 雨、みたいだね? 5 + | |
PLAYER | ほんとだ! 私、傘持ってないよ~。 どうする? 部室戻る? | |
エマ | うーん、どうしようかな~ 6 | |
PLAYER | とか言ってたら本降りになってきた……! + | |
エマ | 一回、戻った方が良さそうだね。走ろう! 9 | |
PLAYER | うん! | |
エマ | 濡れちゃったねぇ~ 12 | |
PLAYER | だね。エマさん、頭拭いてあげる。 ちょっとじっとしてて | |
エマ | うん。ありがと 13 + | |
PLAYER | わしゃわしゃわしゃわしゃ…… | |
エマ | 気持ちいいなぁ~。なんだか子供の頃、 お母さんに拭いてもらったのを思い出すよ~ 15 + | |
PLAYER | エマさんはいつもみんなのお世話をしてるからね。 今日は特別に、私がお世話をしてあげます | |
エマ | 特別か~。だったらこんな日も悪くないかも 16 | |
エマ | !!!!!! 18 | |
エマ | なに、今の……? 19 | |
PLAYER | 雷……かな? | |
PLAYER | うわ!? 停電だ! 懐中電灯……! ろうそく……! いや、スマホ! スマホどこ!? | |
エマ | 大丈夫、落ちついて! ぎゅーっ! 20 | |
PLAYER | はっ……!! | |
エマ | 自然の力はわたしたちより、ずーっとおおきい。 こういう時は慌てず騒がず、じっとしてるのが一番だよ 22 | |
PLAYER | そっか……そうだよね……! 私ったらつい慌てちゃって……! | |
エマ | いい子いい子、頭をなでなでしてあげる 23 + | |
エマさんは怖くないの? | ||
PLAYER | エマさんは怖くないの、雷? | |
エマ | うん。だって空も山も雷も、自然はいつも、 わたしたちのそばにあるものだからね 24 + | |
そ……そろそろ離してもらってもいい? | ||
PLAYER | あ、あの、エマさん……そろそろ離してもらってもいい? なんだか、ちょっと恥ずかしいな、って…… | |
エマ | あっ、ごめん! ついぎゅーっとしちゃったね! 25 + | |
エマ | うふふ…… 26 + | |
PLAYER | どうしたの、エマさん? | |
エマ | なんだか急にくすぐったくなっちゃって。 いつかどこかで、こうして空を眺めたなーって、 思い出すのかもしれないね 27 + | |
エマ | こういう何でもない時間がとっても大事だなーって、 なんだかそう思うんだよ 28 |