ストーリー/可能性は一つじゃない
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自分の誤りに気がついたあなた。きれいに揃ったダンスも歌声も、虹ヶ咲のものじゃない。提案した自分のためのものになってしまって、みんな窮屈そうだとやっと気がついた。 一人ひとりの個性が輝いてこそ、虹ヶ咲なのだ!
角色 | 文字 |
---|---|
PLAYER | みんな! ごめん!! 私が間違ってた!! |
歩夢 | え? いきなりどうしたの? 1 |
かすみ | 先輩、わけわかんないですよぉ 2 |
PLAYER | 次の大会はグループで出ようって言ったけど、撤回させて。 虹ヶ咲は、やっぱりソロで出たほうがいいと思う! |
みんな | えっ!? 3 |
果林 | それって……私たちのパフォーマンスが キミの理想に届かなかった、ってこと? 4 |
せつ菜 | あの、まだ私たちも練習中ですし、もう少し時間をかければ あなたの望むレベルには行けると思うんです! 5 |
しずく | 私たちもっとやれますから、やらせてください! 6 |
PLAYER | みんなのせいじゃなくて……私が間違ったことを言ったから! |
愛 | 間違ったこと? 7 |
PLAYER | 私、μ'sとAqoursの魅力の話をしたよね |
エマ | 決めるとこではビシッと決める統一感、って言ってたよね? まだまだ足りなかったかなあ……? 8 |
PLAYER | そうじゃなくて……、あの時は、正しいことを 言ってると思ってた。でも、みんなの練習を見てて 間違いだったってわかったんだ |
璃奈 | 私たち、間違っちゃった……? 9 |
歩夢 | た、たしかにいっぱいいっぱいになっちゃってたトコは あったけど…… 10 + |
彼方 | 彼方ちゃんたち、一生懸命やるから挑戦させてよ 11 |
PLAYER | 違うの、なんか、みんなのパフォーマンスなのに、 私のためのものに……なっちゃってる気がして…… |
PLAYER | ステージは、みんなのものだよ。 みんなが一番いいと思うことをやって、楽しんで…… それを見た人がまた楽しい気持ちになる場所なんだよね |
PLAYER | 私のために、私が心を奪われたステージを 再現してくれようとしてくれたことには、すごく感謝してる |
PLAYER | ただ応援することしかできない私のために…… |
PLAYER | でも、みんなにはやっぱりそれぞれ個性があって、 好きなこともやりたいことも違って、それを追っているときが 一番すてきだと思う |
PLAYER | かすみちゃんがかわいいポーズをとったり、 果林さんが長い手足を活かしたセクシーなダンスをしたり、 そういう個性を発揮しているときが一番すてき |
彼方 | えっと……彼方ちゃんはどこがかわいい? 13 |
PLAYER | 彼方さんは、いつもはぽやぽやしてるのに、 ステージの上だと元気いっぱいになっちゃうから、 私も飛び跳ねたくなっちゃう |
しずく | あの、私は……? 14 |
PLAYER | しずくちゃんの歌詞の世界を深く表現する お芝居的な振り付けを見ると、涙が出そうになるよ |
PLAYER | 璃奈ちゃんは、璃奈ちゃんボードを駆使して お客さんとの一体感を楽しんでるところ。前も言ったけど、 楽しいって気持ちが伝わるから、もっと応援したくなっちゃう |
PLAYER | 歩夢ちゃんは、丁寧なダンスと歌。 本当にこのパフォーマンスを大事にしてるんだなあって思うから、 私もしっかり目に焼き付けないとって思う |
PLAYER | 愛ちゃんは、会場全部を煽って、それを自分の力にできちゃう ところ。愛ちゃんのほんっとうに楽しそうな笑顔を見てると、 私も絶対に笑顔になっちゃう |
PLAYER | せつ菜ちゃんは、一瞬で会場をせつ菜ちゃんのものに しちゃうよね。せつ菜ちゃんの歌っているときは、 せつ菜ちゃんのことしか考えられなくなるよ |
PLAYER | エマさんが歌うと、あったかいものに包まれてるって感じがする。 すごくホッとして、一緒に歌いたくなるんだ |
PLAYER | みんなにグループパフォーマンスが無理だって 言ってるわけじゃないの。でも、今はきゅうくつそう |
PLAYER | それぞれ、 自分の個性を思いっきり伸ばしたパフォーマンスをするのが、 みんなにはぴったりだと思う |
PLAYER | だから…… |
せつ菜 | 私たちのこと、そこまで考えてくれてありがとうございます 15 |
彼方 | 彼方ちゃんたち、別に無理してたわけじゃないんだよ 16 |
エマ | そうだよ。わたしたち、あなたに喜んで欲しかっただけなの…… でも、それがきゅうくつそうに見えたっていうなら、 やっぱりあなたはすごいよ 17 |
かすみ | たしかに、ちょっと、かすみんだったらこうしたいな って思うとこはあったかも 18 |
愛 | でも、愛さん1個だけ聞き捨てならないことがあった! 19 |
愛 | 君、「ただ応援することしかできない私」って言ったよね? それだけは訂正させてよ。愛さんたちみんな、 君のこと応援だけの人って思ってないからね! 21 |
しずく | そうですよ! 先輩が私たちのことをちゃんと見てくれるから、 私たち頑張れるんですから! 22 |
果林 | そうよね。キミは一緒にステージを作ってる仲間よ。 自分のことそんな風に言わないで欲しいわ 23 |
PLAYER | みんな……! |
璃奈 | 次の大会は、ソロ! でも、みんなで頑張るのは、一緒 24 |
歩夢 | 私たちは同じステージには立たないけど、心はいつも一緒だよね! 25 |
かすみ | 先輩、先輩。ビデオ見てください。 なんだかエマ先輩ちょっとセクシーになってませんか? 27 |
PLAYER | どれどれ……あ、ほんとだね。なんだか…… |
エマ | えへへ、いい感じでしょ〜? グループレッスンしてたときに、果林ちゃんに アドバイスをもらったんだ 28 |
果林 | あら、じゃあ私のビデオも見てみて? エマからも優雅なターンの仕方を教わったのよ 29 |
しずく | 先輩、グループレッスンはやっぱり必要なことだったんですよ 30 |
愛 | そうだよね。アタシたちはやっぱりソロでやるのがいいって 改めてわかったこと以上に、グループとして みんなから教えてもらったことって大きいよ 31 |
璃奈 | あなたがグループ出場を勧めてくれて、よかった。 いっぱい学べること、あった 32 |
PLAYER | でも、それは偶然の産物であって、 私はみんなのソロのレッスン時間を縮めちゃっただけだから…… |
歩夢 | そんなことないよ。やっぱりあなたはすごいよ。 一人じゃ気付けなかったことに気付かせてくれたし 33 |
歩夢 | 私たち、これからもお互いの練習を サポートし合おうって約束したんだ。グループレッスンで、 みんなで意見を出し合うことの大切さがわかったから 34 |
PLAYER | そう……かな? それならよかった |
かすみ | かすみんたち、着実にレベルアップしてますよね! 次は、表彰台独占とかしちゃうかも〜! 35 |
しずく | かすみさん、捕らぬ狸の……って言葉知ってる? 36 |
かすみ | なにそれ? 虎ヌ狸……? ヌってなに? 37 + |
PLAYER | かすみちゃん、お勉強もがんばろうね…… |