ハイキングでリフレッシュ!/第4話
(重新導向自ハイキングでリフレッシュ!/4話)
角色 | 文字 |
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絵里 | う~~ん! やっぱり森の中は空気が 違うわね。爽やかで気持ちがいいわ。 呼吸する度に疲れが抜けていくみたい 1 + |
彼方 | 木洩れ日もきらきらして綺麗だね~。 眩し過ぎず、暗過ぎず……時々聞こえる鳥の声も、 いい感じに眠気を誘ってくれる……ふぁ…… 3 + |
海未 | 彼方、せめて途中にある休憩小屋までは眠らないでください。 今日歩くハイキングコースは全体が舗装されていますが、 ぼんやり歩くのは危険です 4 |
絵里 | あっ。あそこの枝、鳥が止まってるわ。 何ていう鳥かしら 6 |
花丸 | 待って、調べるずら。マル、家から野鳥の図鑑を持ってきたんだ♪ それに双眼鏡も。よいしょっ、っと 7 |
善子 | そんなもの荷物に入れてて重くないの!? 8 |
花丸 | 知識の重みは尊いものずら~。絵里さんが見つけた鳥、調べるね。 双眼鏡で姿を確認するずら。 絵里さん、鳥がいるのってどこ? 9 |
絵里 | あそこに――――あら? もうどこかに行っちゃったみたい…… 10 |
海未 | 陽の光が届かなくなってきましたね……。 だいぶ山の中を進んだようです。みなさん、大丈夫ですか? 付いて来ていますか? 11 |
善子 | 愚問ね! このヨハネが山道如きに負けるとでも思ってるの!? 12 + |
彼方 | 善子ちゃん、歩き始めた時より元気になってるね 13 |
善子 | 善子ではない! フッ、まぁいい、許そう。 山は神と魔物が息づく混沌の異界! そこを進むヨハネの魔力も、 最高に昂(たかぶ)っているのだ! 14 + |
海未 | 言っている意味が分かりません 15 |
花丸 | 暗い森が非日常味に溢れてるから興奮してるみたいずら 16 + |
絵里 | ひっ!! 18 + |
花丸 | ずらっ! え、絵里さん? どうしたの? 19 |
絵里 | い、今、そこの茂みが揺れて…… 何か、何かいる……花丸お願い、見て……! 20 |
花丸 | わ、分かったずら。 え~っと……大丈夫、何もいないよ 21 |
絵里 | ほんと……? 22 |
絵里 | ぎゃ――――――――――ッッ!!!! 23 |
花丸 | 絵里さん!? 26 |
善子 | うわあっ! びっくりした! 27 + |
彼方 | なにごと~? 28 |
絵里 | いやああああああ――――っ!! 29 |
海未 | 絵里! 待ちなさい、どこに行くのですか! 絵里――――…… 30 |
花丸 | ……み、見えなくなっちゃったずら 31 |
善子 | 脚はっやいわね……じゃなくて! ハイキングコースと全然違う方向に 走って行っちゃったんだけど!? 32 + |
彼方 | 追いかけないと……まずいのでは 33 |
海未 | そうですね。絵里を放って進むわけにはいきません。 みなさん、行きますよ! 34 + |
花丸・善子・彼方 | うん! 35 + |