ミア・テイラー/故事/1話 ボクの完璧なステージ
外觀
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| これでよし、と。 みんながランニングから戻ってくるまでに間に合った | |
| えーと、あとは……ん? レッスン室から声が聞こえる……? | |
| No! I won't be writing any music for a while. Give it up. 2 | |
| はあ…… 3 + | |
| あの、ミアちゃん……? | |
| ああ、いたんだ、ベイビーちゃん 4 | |
| うん、電話聞いちゃってごめん。 もしかして、家族から? 大丈夫……? | |
| ううん、そういうんじゃないんだ。 あー、その、ステイツから。新曲が欲しい、って 5 | |
| わあ、すごい! 次は誰の曲を作るの? | |
| ……ベイビーちゃん、ボクはここで スクールアイドルするつもりなんだけど、 他の誰かの曲を作る暇なんてあると思う? 6 | |
| それは、その…… | |
| 依頼は断ったよ 7 | |
| ボク、みんなと一緒にスクールアイドルがしたいんだ。 今はそれ以外考えられない 8 | |
| ミアちゃん…… | |
| やるからには最高の曲を作る。だから誰にも負けないよ。 もちろんベイビーちゃん、キミにもね 9 | |
| 最高の曲かあ。 あー、また早くミアちゃんの歌が聞きたいな。 すっごく楽しみだよ! | |
| ねえねえ、次、ミアちゃんが歌う曲はもうできた? どんな曲!? 聞かせてもらえない!? | |
| ボク、キミに宣戦布告したつもりなんだけど…… まあいいや、キミらしいっちゃらしいよ 10 + | |
| 新曲は……まだ、研究中。 最高の曲にしなきゃいけないんだから 11 | |
| ミアちゃん、一晩で何曲も作れるのにめずらしいね? もしかしてスランプとか? だったら…… | |
| はあ? 今のボクがそんなものになるワケないだろ? これだからベイビーちゃんは…… 12 + | |
| あはは……だったらいいんだ。 ミアちゃんが納得いく曲、はやくできるといいね | |
| 納得いく、ねえ? その前にも、体力作りとか やらなきゃいけないことが山積みだから、 ボクのライブはまだまだ先だよ 13 | |
| え? | |
| 最高の曲に見合う、完璧な準備ができるまで、 ボクはステージに立たないよ 14 | |
| すごいなあ | |
| すごいなあ。 ミアちゃんて目指してるものがしっかり見えてるんだね | |
| ま、これでもプロの世界で生きてきたからね。 楽しみにしてて 15 | |
| 楽しみだな | |
| うーん、どんなステージになるんだろう? 楽しみだな! | |
| みんながぶっとぶようなものを見せてあげるよ 16 | |
| うん! 楽しそうに歌うミアちゃんが早く見たいよ! | |
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