ヨハネと花陽の事件簿/第2話
外觀
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| ん~、あと少し……ってとこなんだけどなあ…… 1 | |
| ごめんね。自主練もしてるんだけど…… 2 | |
| もー! どうして上手くいかないのー!? 3 + | |
| 大丈夫。二人が頑張ってるのは知ってるよ。 焦らず1つずつ解決していこう 4 | |
| は〜い…… 5 | |
| 1234、1234、 善子ちゃん前に出すぎ 7 | |
| 出てるつもりないわ! 8 | |
| つもりでしょ、気をつけていこう 9 | |
| 1234、1234、 花陽ちゃんワンテンポ遅れてる 10 | |
| う、うん! 11 | |
| 焦らなくていいからね。 それと、善子ちゃんに遠慮しないでもっと前に出てみようか 12 | |
| わかった! 13 | |
| 1234、1234…… ストップ 14 | |
| ここは作中で一番盛り上がる、怪盗を追い詰めるシーン。 だから、二人の呼吸がぴったり合わないといけないところなの 15 | |
| 相手に反論の余地を与えない、 畳みかけるようなテンポの歌とダンスだから、 少しでもズレたら緊迫感が薄れちゃう…… 16 | |
| わかってるってば…… 17 | |
| 同じダンスや歌でも、いつものライブとは全然違うんだね……。 難しいなあ、ミュージカルって 18 | |
| 表現という意味ではライブと同じだけど、 ミュージカルはお芝居だからね。 演技力も求められるし大変だよね〜 19 + | |
| だから、二人は協力し合ってるつもりでも、 実は自分のことで精一杯なんじゃないかな? 20 | |
| そっか……それはあるかもしれない 21 | |
| 私も、悔しいけど、余裕はないかも 22 | |
| それなら尚更、ステージ全体を見渡して 自分の役割を理解して動かないと…… 23 | |
| ……ううん。今回のミュージカルは、二人で一人の主役。 だから、自分の隣りにいるパートナーだけを見ることにしようか 24 | |
| 自分の隣にいる 25 | |
| パートナーを……? 26 | |
| あ、ごめん! 私、そろそろ大道具のほうを見に行かないと 27 | |
| 彼方ちゃんも用事があったんだった〜。 じゃあ、2人とも頑張ってね! 28 + | |
| さて。じゃあ、練習の続きだよ。 自分の隣にいるパートナーを意識して動くこと。いいね? 29 | |
| はいっ! 30 | |
| 大変よ!! 33 | |
| び、びっくりした! どうしたの!? 34 | |
| それが……。 か、怪盗が……、怪盗が現れたのよーー!! 35 + | |
| か、怪盗~〜〜〜!? 36 | |
| ふ、ふふふ……! 怪盗にとってはこれ以上ない不運…… 37 + | |
| なぜなら! ここには、どんな事件も解決する最高の探偵がいるのだから!! 39 | |
| そう、名探偵ヨハネがね! 行くわよ花陽!! 40 | |
| え!? ええ〜〜!? 41 |