ヨハネと花陽の事件簿/第5話
外觀
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| ねえ、善子ちゃん 1 | |
| 善子じゃなくて、名探偵ヨハネ! なによ? 2 + | |
| 家庭科室ってどこだろう? 3 | |
| だから、私が知るわけないじゃない 4 | |
| せっかく歩夢さんに聞いたけど、 また迷子になっちゃったんじゃない!? 5 | |
| もう、どこかに地図とかないのかしら? こうしてる間に逃げられちゃうじゃない 6 | |
| 慌てて出てこないで、 歩夢さんに行き方を聞いておけばよかったよ〜! 7 | |
| 戻って聞こうにも、 もう今どこにいるのかもわからないのよね…… 8 | |
| はあ……。いっぱい動いてお腹すいちゃったな。 誰かいたら、購買の場所も教えてもらいたい…… 9 + | |
| このタイミングで教えてもらうのが購買!? 10 | |
| えへへ、ニジガクの購買って いろんなものがあるみたいだから 11 + | |
| それはともかくとして、どうして怪盗Kは テーブルクロスなんか盗んだのかな? 12 | |
| ん〜……家にテーブルクロスがない、とか? 13 + | |
| そんな理由で? 14 | |
| 怪盗の考えてることなんかわからないわよ。 まあ、でも捕まえてみればわかるでしょ。 どうしてそんなこと気にするのよ? 15 + | |
| うん、動機がわかれば、犯人像が見えてくるかなと思って。 ヨハネちゃん、怪盗が置いていったカードを見せてくれない? 16 | |
| これを見てどうするの? ヒントなんかどこにも書かれてないわよ 17 | |
| ちょっと見てみたくって。 こんなの残していくなんて、いかにも怪盗って感じだよね 18 | |
| 私たちに対する挑戦状のつもりなら面白いじゃない。 必ず捕まえてみせるわ! 19 | |
| はい。これがカードよ 20 | |
| ……って、なんでここでメガネ? 22 | |
| え? 23 | |
| えへへ……。だって、ミュージカルでは、 助手が集中するときにメガネをかける設定でしょ、 だからやってみようかなって 25 | |
| ずいぶん役になりきってるじゃない 26 | |
| 善子ちゃんが本気なんだもん。 探偵の本気に応えないなんて、助手失格でしょ? 27 | |
| いい心がけだけど、善子じゃない、 ヨ・ハ・ネ! 28 | |
| あれ……? くんくん……このカード、いい匂い…… 29 + | |
| そう? 私は全然感じないけど? 30 | |
| ううん。やっぱりするよ。 この匂いって―― 31 | |
| あれ〜? 善子ちゃん、花陽ちゃんだ~ 34 | |
| ヨハネだってば! ……って、彼方じゃない! いいところにきてくれたわ! 聞きたいことがあるんだけど…… 35 + | |
| ごめ~ん、彼方ちゃん家庭科室に行かなきゃいけないから~。 じゃあね~ 36 + | |
| 家庭科室に行くなら私達も――って、はやっ! 追いかけるわよ花陽! 37 + | |
| 彼方さんからした……匂い…… 38 | |
| え? 39 | |
| わかった……! 41 | |
| え? なに? 42 | |
| 善子ちゃん、私わかったよ! 行こう!! 43 | |
| な、なんなのよお〜〜!? 45 |