三船栞子/かぐや姫とお月見
< 三船栞子
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綺麗な満月ですね。 晴れて本当によかったです 1 |
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そうだね、 こうやってゆっくり月を見るの久しぶりだなあ |
お月見に誘ってくれてありがとう | |
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お月見に誘ってくれてありがとね、 栞子ちゃん |
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そんな、お礼をいうのは私の方です。 来てくださってありがとうございます 2 + |
こんな素敵な場所でお月見できるなんて幸せ | |
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栞子ちゃんと2人で、こんな素敵な場所で お月見できるなんて幸せだよ |
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ふふっ、私もあなたとこうやってお月見ができて嬉しいです 3 + |
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私、月見だんごを作ってきたんです。 よかったら一緒に食べませんか? 4 |
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ありがとう、いただきます ……おいしい! |
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お口にあってよかったです。 飲み物もどうぞ 5 |
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じゃあ、栞子ちゃんの飲む分は私が注ぐね。 はい、どうぞ |
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ありがとうございます 6 |
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……ごくっ、ごくっ。 ふう、あたたまりますね 7 + |
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あっ、栞子ちゃんのコップの中に満月が映ってる! |
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わあ、本当です。 お茶の上に浮かぶ満月というのも美しいですね 8 |
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揺れて輝いていて、とても綺麗です 9 |
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(月も綺麗だけど、 月明りに照らされる栞子ちゃんも すっごく綺麗だなあ) |
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(なんか、かぐや姫みたい) |
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(そう思うと、綺麗だけど儚いっていうか、 このまま月明りの中に消えていっちゃいそうな 気がしてきたかも) |
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あの、どうかしました? 10 |
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あっ、ごめんね! 別になんでもないよ! |
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私でよければなんでも話してください。 あなたが不安そうな顔をしていると、心配です 11 + |
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え、えっと、栞子ちゃんがかぐや姫みたいだなーって |
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かぐや姫、ですか? 12 |
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うん。月明りに照らされた栞子ちゃんが綺麗で、儚くて…… つい、かぐや姫みたいにどこかへ行っちゃいそうって 思っちゃったんだ |
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ふふっ、そんなことを考えていたんですか? 14 + |
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安心してください。 何があっても私はずっとあなたの傍にいますから 15 |
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本当? |
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はい。ですから、あなたも 私の傍から離れないでくださいね? 16 + |
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もちろんだよ! 絶対に栞子ちゃんの傍にいる! |
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では、約束ですよ。 次のお月見もここで一緒に月を眺めましょうね 17 |