三船栞子/ぎこちないながらも、まっすぐに
< 三船栞子
角色 | 文字 |
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璃奈 | 失礼します……あの、栞子ちゃん 3 |
栞子 | 休暇中における生徒の自主性重視の嘆願書…… 4 |
栞子 | ……そうですね、この学園の生徒たちなら信じることができます 5 |
栞子 | ただ、最低限の課題は必要ですし、 その線引きについて要検討というところでしょうか…… 6 |
璃奈 | あ、あの…… 7 |
栞子 | え? 8 |
栞子 | 璃奈さん!? す、すみません、気付かず…… 9 + |
璃奈 | ううん。私のほうこそごめん。 生徒会のお仕事、邪魔しちゃった 10 + |
栞子 | いえ、問題ありません。今日の仕事は終わりました。 次の会議の議題について、少し確認していただけですので 11 + |
璃奈 | 生徒会には、いろんなお願いがくるんだね 12 |
栞子 | そうですね。 部活や委員会から、様々な要望をいただいています 13 |
栞子 | これも、生徒たちの自主性が高まっているということです 14 |
璃奈 | ……ちょっと、違うと思う 15 |
璃奈 | 栞子ちゃんが、ちゃんと相談に乗ってくれる人だって、 みんながわかったから、頼りにしてるんだよ 16 |
栞子 | え……そうでしょうか……? それはさすがに、私に都合のいい解釈すぎるかと 17 + |
璃奈 | そんなことない。栞子ちゃん、自信持って。 私も、同好会のみんなも、栞子ちゃんのこと、頼りにしてる。 璃奈ちゃんボード「むんっ」 18 + |
栞子 | 璃奈さん……。ありがとうございます。 あの、とても嬉しいです 19 |
栞子 | あ、そういえば、ここへは何の用で? 20 |
璃奈 | 遅いから、迎えに来た。 部活、行ける? 栞子ちゃん 21 |
栞子 | わざわざ迎えに……? 22 |
璃奈 | あれ? 顔赤いよ? 大丈夫? 23 |
栞子 | ……恥ずかしいのと嬉しいので、ちょっと胸がドキドキして……。 あっ、大丈夫です。参りましょう、璃奈さん 24 + |