三船栞子/わたしの宝物
< 三船栞子
角色 | 文字 |
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ランジュ | 栞子、おはよう! 2 |
栞子 | おはようございます、ランジュ 3 |
ランジュ | 今日も寒いわね~ 4 |
栞子 | そうですね。風邪をひかないようにしないと。 練習のあとはちゃんと汗をふくんですよ 5 |
ランジュ | ランジュは風邪なんかひかないわ! 6 + |
栞子 | たしかに、ランジュは丈夫ですからね。 いらぬ心配でした 7 |
ランジュ | そうじゃない! 栞子が作ってくれたマフラーがあるから 風邪なんてひかないのよ! 8 + |
ランジュ | ランジュが使ってるんだからもっと喜びなさいよ 9 |
栞子 | うっ……。 もっと上手に編めたものなら喜んでいます…… 11 + |
栞子 | マフラーの拙さが目立ちますし、 そんなのはランジュも恥ずかしいでしょう 12 |
栞子 | やはり、もう一度作り直しをさせてください 13 |
ランジュ | いやよ! 栞子がくれたマフラーはランジュの宝物なの! 14 + |
栞子 | ランジュ…… 15 |
ランジュ | 栞子がランジュのために作ってくれたものだし、 みんなとのクリスマスパーティの記念だし。 宝物でしかないわ! 16 |
ランジュ | そうだ、ランジュも栞子になにかあげるわ。 ランジュばかりもらっちゃったから 17 |
ランジュ | 何がいい? なんでも用意するわ 18 |
栞子 | ……宝物は、もうもらってます 19 + |
ランジュ | え? 20 |
栞子 | 私の宝物は、拙いマフラーを 宝物と言ってくれるあなたですよ、 ランジュ 22 |
ランジュ | きゃあっ! ランジュが宝物なのね! じゃあずっと一緒にいてあげる! 23 |