三船栞子/夏の生徒会室で
< 三船栞子
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夏休みなのに、生徒会の仕事なんて大変だね |
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いえ。 いつもやっていることですから 1 + |
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それより、 私の予定に付き合わせてしまって、 すみません 2 |
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へーき、へーき。むしろ、やることがなくて 暇してたところだったんだ。気にしないで |
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あなたはすごいですね 3 |
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同好会のみんなを支えながら、 自分のこともきちんとこなしていて。 その上、私のお手伝いまで…… 4 |
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私も、もっと精進しなければと、 気が引き締まります 5 |
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そうかなあ |
栞子ちゃんの方がすごい | |
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むしろ、こんなおっきな学校の生徒会活動をしながら、 スクールアイドルをしてる栞子ちゃんの方がすごいと思う |
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私には、ニジガクの生徒みんなを まとめるなんて、無理だもん |
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それは栞子ちゃんだからできることだよ |
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そ、そうでしょうか 6 + |
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うん、絶対そう! |
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ありがとうございます。 素直に、嬉しいです 7 |
つい体が動いちゃうだけ | |
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私は、やってみたいって思うと、 つい体が勝手に動いちゃうだけなんだ |
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実のところ私は、あんまり考えてないっていうか |
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そのフットワークの軽さが、 あなたのいいところだと思います 8 |
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そうなのかな? |
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はい。 自信を持ってください 9 + |
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栞子ちゃんに言われたなら、 なんだか、そんな気がしてきちゃった。 栞子ちゃん、ありがとう |
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お礼を言われるようなことは、 私はなにも…… 10 + |
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そんなことない。 だって私は栞子ちゃんにそう言われて、 嬉しかったんだもん |
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ふふっ。分かりました。 そういうことにしておきましょう 11 + |
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さて、今日のノルマはこれで達成です 12 + |
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うん、そうだね。 そろそろ帰ろっか |
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あ、あの…… 13 + |
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? どうしたの? |
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あの…… この後まだ、お時間は、ありますか? 14 + |
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うん、あるけど |
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そうですか! それなら一緒にいきたいところがあるんです 16 |
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せっかくの、夏休みなので、 あなたとお出かけしたくて…… 17 |
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栞子ちゃん…… |
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もちろんいくよ! せっかくの栞子ちゃんのお誘いだもんね |
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よかった。では、いきましょう。 急いで支度をしますね! 18 |