三船栞子/故事/10話 親愛なる隣人!?
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| 失礼します、栞子ちゃ……え? | ||
| 生徒会長! しっかりしてくださーい! 2 | ||
| 会長ならやれます! 自信を持ってください! 3 | ||
| 難しいです、難しいです…… 4 + | ||
| ど、どうしたの!? | ||
| あ、同好会の部長さん! 5 | ||
| 部長さんも会長を励ましてください。 会長、自信をなくしてしまっていまして…… 6 + | ||
| えっと…… | ||
| 校内フィルムフェスティバルのことです。 運営には自信がありますが、私が映像を作るというのは、 やはり荷が重いような気がしていまして…… 7 + | ||
| でも、せつ菜ちゃんと一緒に色々勉強してたでしょう? | ||
| ええ。せつ菜さんには いろいろな方向性の作品を見せてもらいました 8 | ||
| ですが、学べば学ぶほど、自分には難しいと感じまして…… 9 + | ||
| 会長~! 10 | ||
| 作品を見て、楽しい、ワクワクする という気持ちは理解できるんです 11 | ||
| でも、それを自分が作れるのかと自問してみると、 自信がないのです。私のこれまでの生活が、 あまりにもそういうものからかけ離れていて…… 12 | ||
| そんなことないと思うけど…… | ||
| ですよね! もっと言ってあげてください! 13 | ||
| 会長は、あのスクールアイドルフェスティバルを 盛り上げた一員でもあるんですから、 もっと自信を持っていいと思います 14 + | ||
| うん、私もそう思う。 でも、初めてで混乱しちゃう気持ちもわかるから、 少しずつ分解して考えてみよう | ||
| 栞子ちゃんが考える、理想の生徒会PR動画ってどんなもの? | ||
| そうですね……。 我々生徒会がどのような理念をもって、 どのような活動をしているか。この説明は絶対だと思います 16 | ||
| 硬いですよ、会長~! 17 + | ||
| か、硬い……ですか。 でも、これは生徒会という組織を理解して、 親近感を感じてもらうための動画ですし…… 18 | ||
| それ! それだよ、栞子ちゃん! 親近感! 栞子ちゃんたちが大切にしてる生徒会のことを もっとよく知って、もっと身近に感じてもらいたいんだよね? | ||
| そう! そうなんです! 19 | ||
| 親近感……ということでしたら、 もう答えは出たも同然ではないでしょうか 20 | ||
| そうですよ会長! この世で最も身近な理解者! 親愛なる隣人! それはスクールアイドル!! 21 + | ||
| すなわち、生徒会長であり、虹ヶ咲学園の 新星スクールアイドルでもある、三船栞子の魅力を これでもかと伝える映像作品を作ればいいのです! 22 + | ||
| ええ!? 23 | ||
| 私もそう思う | ||
| 私もふたりと同意見だよ、栞子ちゃん | ||
| あなたも……? そ、そうですか…… そういうことでしたら…… 24 + | ||
| それしかないよ | ||
| それしかないよ、栞子ちゃん | ||
| それしかない、ですか……。 覚悟を決めなければいけませんね…… 25 + | ||
| わかりました! 三船栞子、一世一代の動画を作ってみせます!! 27 | ||
| やったーーーー!! 28 | ||