上原歩夢/故事/16話 どうして私を?
角色 | 文字 | |
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PLAYER | 歩夢ちゃん、見た? 歩夢ちゃんのファンクラブへの 入会希望者がすごい増えてるんだよ! | |
歩夢 | 見たよ! ほんとすごいよね…… 1 | |
PLAYER | ここのところ、毎日人が増えてるよね | |
歩夢 | なんだか、私の身の回りで起こってることが 順調すぎて、夢みたい…… 2 | |
PLAYER | あはは、そんなこと言わないで。夢じゃないよ | |
歩夢 | ねえ......ほっぺた、つねってくれる? 3 | |
PLAYER | え? いや、それはちょっと…… | |
歩夢 | やってみて。夢なら痛くないし、 もし痛くてもそれは現実だってことだから、嬉しいだけだよ 4 | |
PLAYER | わ、わかった……。それじゃ、いくよ! | |
歩夢 | う、うん! 5 + | |
よしよし | ||
PLAYER | よしよし、いい子いい子 | |
歩夢 | え? 撫で撫で? でも、気持ちいい……こんなに気持ちいいんだもん、 夢じゃないんだね 6 + | |
えい! | ||
PLAYER | えい! | |
歩夢 | いたたたた! ってことは、夢じゃないんだね! 7 + | |
PLAYER | これで信じられた? | |
歩夢 | うん。えへへ……本当なんだ……嬉しいね。とっても嬉しい 8 + | |
PLAYER | 私も嬉しい! こんなに多くの人たちが、 歩夢ちゃんの魅力をわかってくれてるんだから! | |
歩夢 | み、魅力だなんて、それは言い過ぎだよ…… 9 + | |
PLAYER | そんなことない。こうして人が集まってくれているのが、 何よりの証拠だよ | |
歩夢 | それは本当に嬉しいんだけど……魅力だなんて言われても、 あんまりピンとこないよ 10 | |
歩夢 | 私なんて普通で、もっとすごい人、たくさんいるのに…… 11 | |
歩夢 | どうして、こんな私のことを応援してくれるのかな? 12 | |
PLAYER | 歩夢ちゃんのそういうところに、みんな惹かれてるんじゃない? | |
歩夢 | そういうところって? 13 | |
PLAYER | 歩夢ちゃんの言葉を借りるなら、「普通」なとこ。 みんな、自分を歩夢ちゃんに重ねやすいんじゃないかな? | |
PLAYER | 歩夢ちゃんが頑張ってるのなら自分も頑張ってみよう、って 気持ちが湧いてくるんだと思う。歩夢ちゃんを見てるからこそ 湧き上がってくる気持ちがあるんだよ | |
歩夢 | ……私だから伝えられるものがある、ってこと? 14 | |
PLAYER | そう。歩夢ちゃんにしか伝えられないものだよ | |
歩夢 | そっか……。あなたがそう言ってくれるなら、信じられるよ! だったら、応援してくれるみんなにもっと喜んでもらえることを したいな。なにかいいアイディアはないかなあ? 15 | |
PLAYER | じゃあ、次のイベントでやれることを考えよう! | |
歩夢 | うん! 16 + |