中須かすみ/故事/23話 こだわりの魔法少女!
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| 先輩先輩、せんぱーい! 助けてくださーい! 1 + | ||
| どうしたの、かすみちゃん? 曲のこと? | ||
| あう……。 曲のことと言えば曲のことなんですが、 曲以前のことと言いますか…… 2 + | ||
| 詳しく聞いてもいいかな? | ||
| それが、魔法少女研究部の人たち、 一度作ったシナリオを作り変えるって言ってるんですー! 3 | ||
| ええ!? どうして!? | ||
| それがですね…… 4 | ||
| うーん、なるほど……。 ようするに、みんな譲れないこだわりがあるってことか…… | ||
| そうなんですよ。 でも、かすみんわかるんです…… 6 + | ||
| 譲れないもの、かすみんにもありますもん…… 7 + | ||
| それがなくなっちゃうと、 自分じゃなくなっちゃいそうで、そうなったら なんでここにいるのかわからなくなっちゃって…… 8 + | ||
| 譲れないもののために頑張ってきたのに…… 9 + | ||
| かすみちゃん…… | ||
| そういうこだわりを大事にした 新しいシナリオが次々とできてて、 どれがいいか選んでほしいっていうんです 10 | ||
| でも、選べないんですよう! だって! 全部みんなの気持ちが詰まってるんだもん! 11 + | ||
| どの魔法少女もかわいくって、がんばってて、応援したくって…… みんなのこだわり、全部すごいなって思うんです~! 12 + | ||
| うーん…… そのお話、全部魔法少女ものってことは共通してるんだよね? | ||
| はい。あと舞台はずーっと昔のヨーロッパみたいな、 ファンタジーが溢れてる感じなのは一緒です 13 | ||
| そこで、かすみちゃんみたいな かわいい魔法少女たちが活躍する、と…… | ||
| やだ~、先輩! かすみんみたいなかわいい魔法少女だなんて~! 合ってますけど! 15 + | ||
| まかせて! | ||
| かすみちゃん、まかせて! 私、どんな作品になっても対応できるように頑張る! | ||
| あ~ん、先輩頼もしい! 16 + | ||
| なんとかするよ! | ||
| 決まってる部分があるなら大丈夫。 どんな内容になってもなんとかするよ! | ||
| せ、せんぱぁい…… かっこいい……! 17 + | ||
| 先輩に相談してよかったです。 先輩ってば、難しいことなんでも叶えてくれちゃう…… 18 + | ||
| 先輩が、かすみんにとっての魔法使いですね! 19 | ||
| ええ!? そんなことないよ | ||
| それより、こうなると テーマ曲作りは忙しないことになりそうだから、 かすみちゃんも大変かもしれないよ。大丈夫? | ||
| もっちろんです! 20 | ||
| かすみん、厳しくても先輩と一緒なら頑張れますから! 21 | ||