中須かすみ/故事/8話 負けないもん!
角色 | 文字 | |
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かすみ | 先輩、お昼ご飯中すみませーん! かすみんいいことを思いつきました! かすみんのファンクラブを作ろうと思うんです! 1 | |
PLAYER | ファンクラブ? 作るって、かすみちゃんが? | |
かすみ | もちろんそうですよぉ♪ 2 | |
愛 | わお、かすかすファンクラブ作るの? 3 | |
かすみ | もー、愛先輩! かすかすって言わないでください! 4 | |
愛 | あはは、ごめんごめん。 かすみんかわいいからさ、つい言っちゃうんだよ〜 5 | |
かすみ | えっ……かわいいから言っちゃうんですか……? えへへ、も〜、しょうがないですねえ、愛先輩ってば〜♪ 6 + | |
歩夢 | ふふっ、でもそれってすごくいいアイディアだね、 かすみちゃん 7 | |
かすみ | ふふん、やっぱり歩夢先輩もそう思っちゃいますか。 自分でファンクラブを運営しているスクールアイドルは全国にも ほとんどいないと思います。もしかしたらかすみんが初かも! 8 | |
かすみ | 少なくとも同好会の中で ファンクラブができたのはかすみんが最初! トップ人気を誇る私にふさわしい計画だと思うんです! 9 | |
PLAYER | 同好会初…… | |
愛 | ファンクラブとはちょっと違うかもだけど、 アタシもそれっぽいのあるよ、愛トモのグループ。 結構人数増えてきたんだよねー 10 | |
かすみ | はあ!? ぐ、ぐぬぬ。 あ、愛トモというくらいです。そのグループ、 知り合いとか友達ばかりなんじゃないですか? 11 | |
愛 | おお、確かにみんな友達って感じ! 12 | |
かすみ | そ、それでは厳密にはファンクラブとは言えませんね! 友達の関係だし、半分くらいはきっと身内ですよね。 かすみんはそうじゃなくて、ちゃんとしたファンクラブを―― 13 | |
PLAYER | か、かすみちゃん、あのね…… | |
かすみ | なんですか、先輩? 14 | |
PLAYER | あのね、実は歩夢ちゃんにもファンクラブあるんだよ。 ね、歩夢ちゃん? | |
歩夢 | え、えっと、そうかな? ファンクラブっていうか、私のこと応援してくれている 人たちがいるってだけで…… 15 + | |
かすみ | な、なんですって……? ぐ、ぐぬぬぬぬー! 歩夢先輩だけには負けたくないのにー、く、悔しいです! 16 + | |
歩夢 | ご、ごめんね、かすみちゃん 17 | |
かすみ | 謝られると余計泣きそうになっちゃうんですけどー! 18 | |
愛 | まあまあ。 人はどうあれ、かすみんはファンクラブを作るんでしょ? 応援してくれる人たちと繋がるのめっちゃたのしーよ! 19 | |
PLAYER | うん、かすみちゃんにしかできないことが いっぱいあると思うよ | |
歩夢 | 私たちで何かできることがあったらいってね。 協力するよ? 20 | |
かすみ | 先輩はいいですけど、歩夢先輩と愛先輩の協力はいらないです! だいたい、先輩たちはライバルなんですからね 21 | |
愛 | ライバル? なんの? 22 | |
かすみ | スクールアイドルとしてですよぉ! 23 | |
愛 | そっか。かすみんにライバル認定されてるのは、 なんかちょっと嬉しいや。ね、歩夢? 24 | |
歩夢 | うん。私たちも頑張らなきゃね。 負けないよ、かすみちゃん 25 | |
かすみ | 嬉しいんですか? そ、そうなんだ…… 26 | |
かすみ | で、でも! 残念ですけど、かすみんはお二人をおいて どんどん先に行っちゃいますから〜♪ 27 | |
早速作戦会議をしよう | ||
PLAYER | よし、思い立ったが吉日だよ、かすみちゃん。 お昼ご飯は中断して、早速ファンクラブの アイディア出ししよう! | |
かすみ | えっ? かすみんこれから卵のサンドイッチと チョコのパン買いたいんですけど…… 28 | |
さすがかすみちゃん! | ||
PLAYER | やっぱりかすみちゃんて向上心がすごいよね…… そういうところはスクールアイドルとしても大事だと思うよ | |
かすみ | まあ、かすみんほどになると〜? 生きてることがスクールアイドルとしての特訓っていうか? そういうとこあります 29 | |
PLAYER | じゃあ、今日は部活が終わったらいろいろと話をしようね | |
かすみ | はい! 30 + |