南ことり/故事/14話 自分を大事に!
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| こんなにかわいいノートが買えて、よかったぁ♪ 1 | ||
| 今日は、付き合わせちゃってごめんね。 疲れてない? 2 | ||
| ううん! ことりちゃんと一緒に買い物に来ると、 かわいいものをいっぱい見つけられて楽しいよ | ||
| 最近、考え事をすることが多かったから、 たまにはのんびりあなたと過ごしたくて……♪ 3 + | ||
| ……ふぅ 4 + | ||
| (ことりちゃん、 まだお洋服のデザインをやるかどうか迷ってるみたい) | ||
| そういえば、今日は雑貨屋さんしか回ってないよね。 お洋服も見ていかない? | ||
| あ、でも…… 今は、お洋服は見なくてもいいかな 5 + | ||
| そんなこと言わないで! ファッションの流行は、どんどん変わって行くんでしょ? 今日も見ておかなくちゃ! | ||
| わ、わわっ。待って~っ 6 | ||
| ごめんね、無理やり連れてきちゃって。 どこかおすすめのお店ってあるかな? | ||
| あ、あれ? ことりちゃん、どこに―――― | ||
| わあああっ……!! このお洋服かわいいっ♡ 10 | ||
| 前のシーズンは、淡いパステルカラーだったのに、 新作はこんなにビビッドな色を入れるなんて! 11 | ||
| それなのにこっちはシックなモノトーンでまとめてる…… バランス感覚がすごいんだ 12 | ||
| ことりちゃん、ここにいたんだ | ||
| アクセサリーはボリュームがあって…… ふむふむ、なるほど~! 13 | ||
| あっ! 14 | ||
| ごめんね、私一人で夢中になっちゃって…… 15 + | ||
| ううん、気にしないで。 やっぱりことりちゃん…… | ||
| お洋服が好きな気持ちは隠せないね | ||
| お洋服を見てると幸せそう。 お洋服が好きな気持ちは隠せないね | ||
| うん……そうだよね。 私、やっぱりお洋服が、大好きなの 16 + | ||
| お洋服のデザイン、やっちゃおうよ! | ||
| お洋服のデザインをやってみたらいいんじゃないかな? 気持ちもすっきりするよ | ||
| でも…… みんなになんて言えばいいのか…… 17 | ||
| 本当は、お洋服を見かけると、 ファッションショーだったらこういうデザインにすると 映えるかなとか、無意識に考えちゃうの 18 | ||
| 頭の中がお洋服でいっぱいにならないように、 お洋服を見るのは避けてたんだけど…… 19 | ||
| ことりちゃん。 このままやらずにいたら、お洋服が好きな自分の気持ちに ウソをつくことになっちゃうんじゃないかな | ||
| !! 20 | ||
| 好きなことをやりたくならないように目をそらすより、 ことりちゃん自身の気持ちを大事にしてほしいな | ||
| そうだよね…… 自分にウソをつくなんて、よくないよね 21 | ||
| でも、その決断は私には…… 22 | ||
| ことりちゃんは、お洋服のデザインをやりたいけど、 みんなと離れちゃいそうで……って言ってたよね | ||
| うん…… 23 + | ||
| 私もあれから考えてたんだけど…… みんなにも、一緒にファッションショーに参加してもらおうよ! | ||
| ええっ? そんなこと……できるの!? 24 | ||