国木田花丸/花の喜びをもう一度
外觀
< 国木田花丸
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| 花丸ちゃん、海未ちゃん達とのハイキング、どうだった? | ||
| すごく楽しかったずら~♪ 空気も澄んでて、 景色も綺麗だったよ。それに彼方さんが お弁当作って来てくれてね、すっっごく美味しかったんだ♡ 1 | ||
| 良かったね。ハイキング、海未ちゃんの提案だったでしょ? トレーニング重視のハードな山道だったんじゃないかって 心配してたんだけど | ||
| あはは♪ 全然そんなこと無かったよ。 道はずっと舗装されてたし、少し坂がきついところもあったけど、 山登り初心者のマルでも充分歩けたずら 2 + | ||
| 途中で野良猫が出たり、 コースを外れて山を走り回ったり、 遭難しかけたり、川で鳥を追いかけて大冒険したりしたけど 3 | ||
| どういうこと!? | ||
| い、一体どういうこと!? | ||
| どれもこれもいい思い出ずら……♪ 4 | ||
| 無事で良かった | ||
| そ、そっか。良かったね、無事に帰って来られて…… | ||
| 色々貴重な体験ができたずら 5 | ||
| それからね、善子ちゃんが すっごく綺麗なお花畑を見つけてくれたんだ! 6 | ||
| 花畑? | ||
| うん! 見渡す限りお花の絨毯! そこだけ開けた場所になっててね、遠くの山も見えて、 まさに絶景だったずら! 7 | ||
| 青緑色の山と、色とりどりのお花がどこまでも続く景色…… あんなの、絵本の中でしか見たこと無かったずら 8 | ||
| 善子ちゃんが山は異界だって言ってたけど、 あの光景は確かに、神秘的で儚げで、 この世のものとは思えない美しさだったずら 9 | ||
| へえ~、すごいね、そんなところがあったんだ…… | ||
| そして! そんな場所で食べる彼方さんのお弁当は、 ほんとに、本当に美味しくて涙が出そうになったずら! 10 | ||
| あははっ♪ いいなぁ、そんなに素敵な景色を見ることができたなんて。 私も予定が入っていなければ一緒に行けたのに…… | ||
| そうだね、残念だったずら……。 でも、海未さんがこれからも定期的に山登りしないかって 提案してたよ。まだ保留中だけど…… 11 | ||
| なるほど、海未ちゃんなら言いそうだね。 もし決まったら、今度は私も絶対参加するよ! | ||
| うん! マルも、今度はあなたと一緒に綺麗な景色を見たいずら 12 + | ||
| ……ねぇ、もう一度見に行ってみない? 花丸ちゃん達が見つけたっていう花畑。私と一緒に | ||
| ほんと!? ……あ、でも詳しい場所が分からないずら。 偶然見つけたところだから…… 13 | ||
| そうなの? | ||
| うん。ハイキングコースからも離れてるせいか、 コースマップに載ってなかったみたい 14 + | ||
| そっか……場所が分からないなら仕方ないね……。 幻の花畑ってことかぁ。ますますおとぎ話みたいだ | ||
| ……じゃあ、それとは別のところ、見に行かない? | ||
| 別の? 15 | ||
| そうそう。『ハイキング』『花畑』で調べれば、 ほかにもいい場所が見つかるんじゃないかな。 ハイキングにこだわらなくてもいいし | ||
| お弁当持って、一緒に綺麗な花を見に行こうよ | ||
| 素敵ずら~! 行きたい! あなたとあのお花畑みたいな景色、見たいずら! 16 | ||
| よーし、決まり♪ どこに行くか、早速決めよう♪ | ||
| うん! 楽しみずら~♪♪ 17 | ||