園田海未/あなたとだから
< 園田海未
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あなたのお気に入りの喫茶店に同行してほしい、ですか? 1 | |
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そうなんだよ! この間偶然見つけたお店でね、 雰囲気がとってもよくて、すごくリラックスできるんだ! | |
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ふふ、よほど気に入っているのですね。 そんな場所に誘っていただけるのは嬉しいですが…… 2 + | |
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私でいいのでしょうか? ……虹ヶ咲学園のみなさんはもちろん、穂乃果や千歌たちのほうが 喜びそうですし、余暇を過ごすのに適しているのでは…… 3 | |
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海未ちゃん……? | |
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その、自分で言うのもなんですが、 私は穂乃果たちのように話し上手なわけではないので、 あなたを退屈させてしまうのではないかと心配です 4 + | |
海未ちゃんと行きたいんだ | ||
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私は、海未ちゃんと二人で行きたいんだよ? | |
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えっ! わ、私と二人で……。 そ、そうですか。あの、ありがとうございます 5 + | |
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じゃあ一緒に来てくれる? | |
そんなことない! | ||
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そんなことないよ! | |
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……あなたは優しいですね 6 | |
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もう何言ってんの! 私、海未ちゃんと喋ってると、いつもすごく楽しいよ。 だからそんなこと言わないで! | |
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……ふふ、あなたには参りました。 ぜひご一緒させてください 7 + | |
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やったあ! じゃあ、行こう! | |
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どう、海未ちゃん? | |
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はい。あなたが言った通り、とても素敵なお店ですね。 静かで、雰囲気が優しくて…… この空間はとても居心地がいいです 9 + | |
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よかった! ここのハッピーデイ・スペシャルっていうドリンクが とってもおいしいんだ! | |
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メニューも見ずに頼んでいましたものね 10 | |
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うん、楽しみにしてて | |
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なっ……!? あ、あ、あの、何故、その…… 二人でひとつのストローを使うのでしょうか…… しかもハート形! 12 | |
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これ、二人分だから | |
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いえ、そうではなくてですね。このストローを使うと、 必然的にお互いの顔がとても近くなるわけで 13 | |
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顔が近くなるということは、 至近距離から見つめ合うということになるわけでして……っ 14 | |
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そ、その……っ、ううっ…… 15 | |
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そっか、やっぱりそういうの気になるよね? 勝手に頼んじゃってごめん。 これは私一人で飲むから、海未ちゃんは好きなもの頼んでいいよ | |
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え? 16 | |
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あ、でも、このドリンクすごくおいしいから、 海未ちゃんにも飲んでもらいたいんだ。 だから、お先に一口どうぞ | |
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ああああの、私は別に気になるとか、そういうマイナスな気持ちは 全くありません! それに、あなたが頼んでくれた ハッピーデイ・スペシャルもとってもおいしそうです! 17 + | |
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で、ですから…… 18 | |
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飲みます 19 | |
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ありがとう、海未ちゃん。 私、これを海未ちゃんと二人で飲みたくて誘ったから嬉しいよ | |
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で、では氷が溶ける前に飲みましょうか! さあ! 20 | |
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うん! じゃ、一緒に飲もうか、海未ちゃん! | |
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あっ、やっぱりもう少し待ってください! 精神統一をしますから……あっ! 先に、ストローをくわえないで! 待ってくださ〜い! 21 |