園田海未/故事/13話 師と弟子の出会い
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| 璃奈! どうしてここに? 1 | ||
| 二人の邪魔をするつもりはなくて…… ごめんなさい 2 | ||
| 邪魔だなんてとんでもない! ね、海未ちゃん? | ||
| もちろんです! 何か用事があって、音ノ木坂に来たのではありませんか? 3 + | ||
| 実は、海未さんに会いたくて…… でも、海未さんを前にしたら、恥ずかしくなっちゃって…… 璃奈ちゃんボード「てれてれ」 4 | ||
| この間のライブのこと、伝えたかったんだけど…… 5 | ||
| もしかして、海未ちゃんのソロライブのこと? 璃奈ちゃんも見にきてくれてたの!? | ||
| うん、そう 6 + | ||
| 気が付きませんでした…… せっかく来てくれたのに、すみません 7 | ||
| ううん。はしっこから見てたから 8 + | ||
| 海未ちゃんのソロライブ、どうだった? | ||
| すごかった! ……です。 色んな声が聞けて、色んな表情が見られて…… まるで、海未さんの心にふれたみたいだった 9 + | ||
| 璃奈……ありがとうございます! そんなことを言ってもらえるなんて、とても嬉しいです 10 + | ||
| やっぱり海未ちゃんのソロライブは、 すごく力があるんだね。 璃奈ちゃんの言う通りだと思う! | ||
| 海未さんのソロライブを見てたら、 私も一歩、踏み出さなくちゃって思って、 ここに来ちゃったんだ 11 | ||
| 言わなくちゃ…… 12 | ||
| ん? 璃奈ちゃん、どうしたの? | ||
| あの……海未さん! 13 | ||
| はい、なんでしょうか? 14 + | ||
| 私……海未さんみたいに、かっこよくなりたいんです! 弟子にしてくださいっ!! 15 | ||
| ええっ!? 17 | ||
| で、弟子!? | ||
| 璃奈!? 弟子だなんて、 私はそんなことができるほどの人間ではありません……! 18 | ||
| 海未さんみたいに、私ももっと自分を表現してみたいの。 感情たっぷりで、思ったことを自由に…… 19 | ||
| で、ですが……私自身、成長しなくてはと思うことばかりです。 あなたもそう思いませんか? 20 | ||
| 私? えっと…… | ||
| 海未ちゃんの成長にもつながるかも? | ||
| 璃奈ちゃんにアドバイスしてあげたら、 海未ちゃん自身の成長にもつながるかもしれないし…… やってみたらどうかな? | ||
| 私自身のためにも……? 21 | ||
| で、ですが! もしやるのであれば、璃奈のためにやりたいです! 22 | ||
| 海未さん……! 璃奈ちゃんボード「きゅん」 23 | ||
| 海未ちゃんの助けが必要だと思う! | ||
| 璃奈ちゃんは、海未ちゃんみたいになりたくて お願いしてるんだよね。 それなら、海未ちゃんの助けが必要だと思うな | ||
| でも! 私にそんなことができるとは…… 24 | ||
| 海未ちゃんならできると思うよ。 でも、海未ちゃん自身が無理だと思うなら、無理かもしれない | ||
| なるほど…… 私の気持ち次第ということですね 25 | ||
| 海未さん、お願いします! あと、もし弟子がダメだったら、 妹にしてください! 27 | ||
| い、妹!? 28 | ||
| 璃奈ちゃん、そっちの方がハードル高いんじゃないかな!? | ||
| そうかな……璃奈ちゃんボード「しゅん」 29 | ||
| ああっ、璃奈! そんな顔をしないでください 30 | ||
| 璃奈が私のところに一歩踏み出してくれたのですから、 私も璃奈のもとへ一歩踏み出したいです 31 | ||
| 私は、璃奈の師匠になれるような者ではありません。……ですが、 アドバイスできることもあるかもしれません。 それでも……いいですか? 32 + | ||
| あ……! ありがとう、海未さん! 33 + | ||
| 私と璃奈は、これから成長していけるように頑張りますから、 あなたもサポートをしてくれたら嬉しいです。 ですよね、璃奈? 34 + | ||
| うん! お願いしたい! 35 + | ||
| 分かった! 二人にとって、いい経験になるように、私も頑張るね! | ||