園田海未/故事/4話 弓道大会へ
角色 | 文字 | |
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PLAYER | あれ……海未ちゃん? | |
海未 | こんにちは。休日に会うのは珍しいですね、お出かけですか? 1 | |
PLAYER | うん。今日は部活もお休みだし、買い物でもしようかなって。 海未ちゃんのその荷物は……もしかして、弓道? | |
海未 | はい。今日は練習試合があるんです 2 | |
PLAYER | そうなんだ! (弓は海未ちゃんの身長よりもずっと大きい。 どういう風に弓を扱うんだろう?) | |
PLAYER | (海未ちゃんが弓道してるところ、見てみたいなあ。 袴姿も似合うんだろうなあ) | |
海未 | ……考えていることが顔に出ていますよ? 3 | |
PLAYER | う、うそっ!? | |
海未 | ふふっ。見て面白いかどうかは分かりませんが…… 練習試合の見学ならできますよ 4 | |
PLAYER | いいの? 迷惑にならないかな | |
海未 | いえ、あなたでしたら歓迎します。 その……心の中で応援してもらえたら嬉しいなと 5 | |
PLAYER | ありがとう、海未ちゃん! | |
海未 | ふう…… 6 | |
PLAYER | (まだ試合開始まで時間があるけど…… 海未ちゃん、緊張してるのかな?) | |
静かに見守る | ||
PLAYER | (きっと集中してるんだ。邪魔しないようにしよう) | |
海未 | ………… 7 | |
PLAYER | (すごく真剣な表情。海未ちゃん、かっこいい……) | |
声をかけてみる | ||
PLAYER | きっと海未ちゃんなら大丈夫だよ | |
海未 | ……ありがとうございます。その言葉が嬉しいです 8 | |
海未 | では、行ってきます 9 | |
PLAYER | うん。頑張ってね、海未ちゃん……! | |
PLAYER | 海未ちゃん、試合お疲れさま! 次々的に命中させていく海未ちゃん、とってもかっこよかったよ! | |
海未 | 長い間見学させてしまってすみません。 退屈だったのではありませんか? 11 | |
PLAYER | 全然! 道場のピンと張り詰めた空気も、堂々と構える姿勢も、 矢を射る音も全部が新鮮だったから | |
PLAYER | それに、海未ちゃんが静かに集中する姿を見て…… 海未ちゃんらしさはこういうところで作られたんだって感じた | |
海未 | そうかもしれませんね。人と試合をすると言っても、 肝心なのは自分との戦いですから 12 | |
海未 | ですが、あなたが見てくれていることが、 いい意味で緊張につながったのかもしれません。 よく集中できたように思います 13 | |
PLAYER | 本当? 邪魔にならなくてよかった | |
海未 | 邪魔なんてとんでもありません! 14 | |
海未 | あなたの話を聞いて、とても楽しかったです。 よかったら、また見に来てくださいね 15 |