園田海未/閃きとセンス

角色	文字
海未	（うーん……今日はなかなかいい歌詞が浮かんできませんね。 　音と言葉が合ってないですし、つなぎの違和感がぬぐえません） 1
海未	（でも何が良くないのかわからない…… 　こうなったら、とにかく湧き出るフレーズを書き留めましょう。 　えっと、もっと可愛く……） 2 +
海未	（『君はポップでキュートでラブリー♪』 　『スウィートなドリームを見ちゃおう♪』 　『ラブリーキュートビーム♪』……いいかも？） 4
希	ぼんやりしてどうしたの、海未ちゃん？ 5
海未	きゃあっ！　の、希！？　驚かせないでください！ 6
希	ごめんごめん。そんなに驚くとは思わなかったよ。 それはそうと、ウチに気づかないくらい、何を考えてたの？ 7 +
海未	あ、いえ、その歌詞のことを…… 8
希	ああ、作詞してたんやね。 それだけ集中してるとこ、声かけてごめんね 9 +
海未	いえ！　なんだか上手くいかなくて…… 自分の中からふと浮かんでくる言葉を書き連ねていただけなので 10 +
希	ふーん、てことは、手元のノートにはその言葉たちが……？ 11
海未	あっ！　こ、これは、その、下書きみたいなものといいますか！ 12 +
希	いいやん、見せてほしいな〜 13
海未	む……無理です…… 14
海未	こんな状態のノートをお見せするのも恥ずかしいですし…… 15
海未	まだ未完成な状態ですから。完成したら見せますね 16
希	ふう〜ん……。なんかそう言われると…… なにがなんでも見たくなるっていうか…… 17
海未	えっ！？ 18
希	海未ちゃ〜ん？　さあ、ウチにそのノートを見せて？ いい子だから、ね？ 20
海未	だ、駄目です！　あっちにいってください！ 21
希	駄目って言われると余計に見たくなるって言ったやん？ ふふふ、見せてくれないと、わしわしするよ〜？ 22
海未	あっ、ちょっと！　いやっ！　希、どこを触ってるんですか〜！ 駄目ったら駄目なんですってば〜〜！ 24 +