天王寺璃奈/故事/25話 璃奈のチャレンジ大作戦・その2
外觀
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| 栞子ちゃん、今日はありがとう | |
| いえ、ボランティアの申し出は、いつだって大歓迎ですよ。 私の方こそお礼を言わせてください 1 | |
| あなたも栞子ちゃんも、ありがとう。 今日、絵本の読み聞かせがしたい、って言ったの、私なの 2 + | |
| お願い、きいてくれて、本当にありがとう。 璃奈ちゃんボード「ぺこりん」 3 + | |
| あと、しずくちゃんとかすみちゃんも、 一緒に来てくれてありがとう 4 + | |
| うふふ、私の演技力がちびっこのみなさんに通用するか、 楽しみです! 5 + | |
| かすみんだけ仲間はずれはやだもーん! 1年生はいつだってみんな一緒! 6 + | |
| 心強いね、璃奈ちゃん | |
| うん 7 | |
| でも、何でいきなり 絵本の読み聞かせなんてしたくなったの? 8 + | |
| ゲーム部の映画のイメージソング作りに必要……とか? 9 + | |
| イメージソング作りに必要…… そういうことになるのかな? 10 + | |
| あのね、ゲーム部の映画に出てくる子で、 いろんなチャレンジを楽しんでる子がいるの。 その子のこと、すごいな、って思ったんだ 12 | |
| 私も、その子みたいに 何にでもチャレンジしてみようと思って 13 | |
| それが絵本の読み聞かせなのですね 14 | |
| 私、小さい頃、絵本大好きだった。 ワクワクしたりドキドキしたり、 楽しい気持ちをたくさんもらった 15 + | |
| そういうの、周りの小さい子たちにも伝えたい と思ってたんだけど、私じゃうまく伝えられないかな、って、 やらないままだったんだ 16 + | |
| でも今は、チャレンジ、したい 17 + | |
| りな子も小さい頃 読み聞かせしてもらってたの? 18 | |
| ううん。ひとりで読んでた。 うちの両親、お仕事が忙しくて、 いないことが多かったから 19 + | |
| あわっ……ご、ごめんね。 その、無神経なこと言っちゃった 20 + | |
| なんで謝るの? ひとりでも楽しかった思い出のことだし、 かすみちゃんに私のこと知ってもらえるの、嬉しいよ 22 + | |
| あーん、りな子~! かすみん今日は、お手伝い頑張る~! 23 | |
| ちびっこのみんな、大興奮だった 25 + | |
| そうだね | |
| そうだね。なんと言っても、 璃奈ちゃんボードの威力がすごかった! | |
| えっへん。愛さんが考えてくれて、 同好会のみんながアイディアをくれたものだから、当然! 26 + | |
| 奥の手が効いたね | |
| 奥の手がバッチリ効いたね | |
| 璃奈ちゃんボード乱舞。 これは、新しい使い道。 璃奈ちゃんボード「えっへん」 27 + | |
| 今日はうまくいったけど、チャレンジって、 いつも成功するとは限らない 28 | |
| でも私、それでもチャレンジし続けていきたい。 映画のあの子みたいに 29 + | |
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