宮下愛/故事/12話 私の言葉、私の気持ち
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| う~~~ん、これじゃない感じするなあ。 もっと違う言葉にしよっと。 ……うう~~~~~ん 1 + | ||
| 愛ちゃん、お茶持ってきたよ。ちょっと休憩しない? | ||
| ありがとー! なんか集中力切れかかってたからちょうどいい~。 ナイスタイミング! よっ、さすが我らのぶちょー様! 3 + | ||
| お褒めの言葉ありがたき幸せ。さあ、どうぞ | ||
| いただきま~す! 4 | ||
| ほう……これはこれは結構な。なにか隠し味でも? 5 + | ||
| おわかりですか? | ||
| おわかりですか? 愛情をたっぷりいれましたので | ||
| それは美味しいに決まってますね? 6 + | ||
| インスタントですが | ||
| インスタントですが、ちゃんとカップをあたためましたので | ||
| なるほど…… なんであっためたらおいしくなるのかわからないけど、なるほど 7 + | ||
| あはははは! 8 + | ||
| ひ~~~、お腹痛い! やめて! なんなの、この意味わからない小芝居! 9 | ||
| 愛ちゃんがやりはじめたんでしょ? | ||
| は~~~~、笑った笑った! なんかぐるぐるしてた気持ちがぱーっと消えていったよ! 10 + | ||
| 笑うとストレスが半減するとかなんとかテレビで見た覚えが…… あれ? 泣くんだったっけ? | ||
| どっちでもいーよ。ほんと、いろいろありがと! 今日だって、歌詞がうまく書けてないアタシのために 家まで来てくれてさ 11 | ||
| しかも……もうこんな夜中だし。 明日が休みだからって泊りがけで手伝ってくれて…… ほんとありがと 12 + | ||
| いいのいいの。 私が出来ることはこうしてお茶いれたり、話を聞いてあげる ことしかないけど、いつでも一番そばで応援してるからね | ||
| も~わかってないなあ。それだけですっっごく 愛さんのテンションが上がるっていうか、癒されるっていうか だからありがとうなんだって! 13 | ||
| そっか。それならよかった | ||
| 紅茶飲んだら、もうひと頑張りかな! あとちょっとでできそうな予感するし! 14 | ||
| うん! 頑張ってね、愛ちゃん! | ||
| ……で……できた……! できたよ! 完成!! 15 + | ||
| やったね! おめでとう、愛ちゃん! | ||
| 見てみて! 今の一番正直な気持ち、こんな感じ! 17 | ||
| …………あははっ、すっごく愛ちゃんらしい! うん、愛ちゃんにしか書けない、歌えない歌だと思う! | ||
| これならきっと愛トモのみんなも喜んでくれるよ! 頑張ったね、愛ちゃん! | ||
| へへ……それもこれもぜーんぶ、ぶちょー様のお陰でーす!! 18 | ||
| あはははは! 19 + | ||
| ……ふう、君にそう言ってもらえて安心した。 ……でも、あのね? 最後にどーん! って背中を押してもらいたいから…… 20 | ||
| この歌、君に一番最初に聞いて欲しい。ってことで! 夜中だから小声だけど、歌うね。 ねえ、もっとそばに行っていいかな? 21 | ||