宮下愛/故事/21話 元気を届けろ!
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| ついに、この日が来たね~! 1 | ||
| アタシがやりたいって言ったことだけど、 よく許可が下りたよね 2 | ||
| それが拍子抜けするくらい、アッサリいいって言ってもらえたんだ。 きっと、今までの信頼関係なんだろうね。 病院の人、みんな愛ちゃんのこと知ってたから | ||
| ええ!? 3 | ||
| 愛ちゃん、先生や看護師さんたちともよく話してたんでしょ? | ||
| 手紙もちゃんと読んでくれて、 「愛ちゃんなら!」ってすぐにOKが出たよ | ||
| そっか~! いつもおしゃべりしてるみんなに、 後押ししてもらったんだね 4 | ||
| うん。だから、今日はみんなを楽しませることだけ考えよう! | ||
| おっけー! 愛さん、張り切っちゃう! 病院のみんなを「あい友」にする!! 5 | ||
| あはは、愛ちゃんって、ライブ直前でも全然緊張してないね。 それってすごいよ | ||
| そんなの当たり前じゃん。 これから楽しいことをしようっていうのに、 どうして緊張する必要があるのさ? 6 | ||
| そういう自然体なところが、愛ちゃんの魅力だよ | ||
| も~、褒めるのは愛さんのパフォーマンスを見てからにして! さ~て、そろそろいこうか? 愛さんの愛を! みんなにお届けするぞー! 7 + | ||
| お疲れ様ー! すごいよ愛ちゃん! 最高だった!! | ||
| あははっ! ステージから見る光景だって、最高だったよ~! 10 | ||
| みんな、すごく喜んでくれてたもんね | ||
| おかげでブレーキ壊れちゃったよ。 もっともっと、みんなで楽しい時間を過ごしたくて! 11 | ||
| みんなの笑顔を見てると、愛さんまで嬉しくなっちゃって、 ずーっとニヤニヤしちゃった 12 | ||
| ニヤニヤって……。キラキラ輝いた、いい笑顔だったよ。 今日の愛ちゃんは、誰よりも眩しいスクールアイドルだったよ | ||
| ホントに、そう思ってくれる? 13 | ||
| 思う思う | ||
| 思う思う。 今日の最高のパフォーマンスを見た人なら全員思うよ! | ||
| 最高か~♪ えへへっ、そう思ってもらえたなら、 それ以上のことはないよ 14 | ||
| 自分でもいけてるって思わなかった? | ||
| 愛ちゃんも、自分でいけてるって思わなかった? | ||
| あははっ。君って、どこまでお見通しなの? ぶっちゃけ思っちゃってた~! 15 + | ||
| でも、驚いたよ。 みんな手拍子とか完璧なんだもん。なんでだろ? 16 | ||
| ふっふっふ。それはね、美里さんがみんなに教えてくれたんだよ。 ライブをより楽しめるようにって。さすが愛トモメンバーだね | ||
| おねーちゃんの仕業だったのか! 17 | ||
| あははっ、あとでたくさんお礼を言わないとね 18 + | ||
| あのさ。愛さん、今日のライブで改めて、 愛さんの目指すスクールアイドルは、これだー!って思った。 もっともっとみんなを元気にしてあげたい、そのためにも頑張らなきゃ 19 | ||
| そのためには、君のサポートが絶対なんだ……。 これからも、愛さんのそばにいてくれる? 20 + | ||
| うん、もちろんだよ! ずっとずっと、一緒に頑張らせて! | ||