小泉花陽/故事/8話 全部だめ……!?
角色 | 文字 | |
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PLAYER | こんにちは~! 花陽ちゃんはいる? | |
真姫 | 花陽なら、校庭で走ってるわよ。 あなたが来る前に練習終わらせとく、って 1 | |
PLAYER | そうなの? 花陽ちゃん、すごいなあ……! | |
凛 | かよちんのソロライブ、楽しみだにゃ~♪♪ 今から想像するだけでも凛はドキドキしちゃう! 2 | |
真姫 | でも結構プレッシャーが大きいみたい。 花陽ならできると思うんだけどね 3 | |
PLAYER | そっか……9人でステージに上がるのとは違って、 やっぱり大変だよね | |
PLAYER | (花陽ちゃんのプレッシャーを 少しでも減らせたらいいんだけど……) | |
花陽 | あっ! もうこっちに来てたの? ごめんね、待たせちゃって 5 | |
PLAYER | ううん! それよりすごいね、 ソロライブに向けて練習頑張ってるって聞いたよ | |
PLAYER | 花陽ちゃん、ソロライブに向けて心配なことはある? 私がサポートしていけたらって思ってるんだけど…… | |
花陽 | ううっ……だめなの…… 6 | |
PLAYER | 花陽ちゃん!? 何がだめだった? | |
花陽 | 全部だめです~っ! 7 | |
PLAYER | ぜ、全部!? | |
花陽 | 自分がソロライブをできるなんて、すごい! あなたの応援があれば頑張れそう! っていう気持ちと…… 9 | |
花陽 | 自分にはソロライブなんて出来ないんじゃないかな っていう気持ちと……二つの気持ちが入り混じってる感じなの 10 | |
花陽 | 練習中もそのことばっかり考えちゃって、上手くいかないし…… 11 | |
PLAYER | 花陽ちゃん…… | |
私、花陽ちゃんが楽しそうに歌う姿がすごく好き! | ||
PLAYER | 私、花陽ちゃんが楽しそうに歌う姿がすごく好き! | |
花陽 | えっ……!? ど、どうしてそんな急に 12 | |
PLAYER | 今までのライブでも緊張したり、 不安になったりしたと思うんだけど…… でも、どのライブでも花陽ちゃんは楽しそうだったから | |
花陽 | 言われてみると……そうかも 13 | |
PLAYER | だから、ソロライブでもきっと楽しく歌えると思うんだ | |
絶対大丈夫だよ! | ||
PLAYER | 絶対大丈夫だよ! | |
花陽 | え……でも…… 14 | |
PLAYER | 花陽ちゃんが頑張って練習するところとか、 部活のアイディアを出してるところとか……たくさん見てきたんだ | |
PLAYER | 花陽ちゃんはまだ信じられないかもしれないけど、 私は花陽ちゃんのことを信じてる! | |
花陽 | ありがとう。あなたは私のことを信じてくれてるんだね……♪ 16 | |
花陽 | あなたの言葉があれば、 少しずつ私も私のことを信じてあげられそう 17 | |
PLAYER | ライブまでまだ時間があるから、 少しずつ自分のことを信じてあげてほしいな | |
花陽 | うん……! どういうソロライブにするかも、 もうそろそろ決めなくちゃだよね 18 | |
PLAYER | そうだね。花陽ちゃんらしいライブに出来たらいいなって 思うんだけど……何かある? | |
花陽 | ううん、まだ何も…… 19 | |
花陽 | 私はスクールアイドルを見る側だったから、 スクールアイドルになれるなんて思ってなかったし…… 私らしいライブなんてできるのかな? 20 | |
PLAYER | スクールアイドルになれるなんて思ってなかった……か | |
PLAYER | 花陽ちゃん。私、いいこと思いついたかも! | |
花陽 | ええっ、本当? その話、聞かせてくださいっ! 21 |