朝香果林/故事/2話 果林の日常
角色 | 文字 | |
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果林 | ――ああ、いたいた。 キミのこと探してたのよ 1 | |
PLAYER | 果林さん? どうかした? | |
果林 | 今日って部活ないわよね? ってことで、放課後は私とデート、しない? 2 | |
デ、デート! | ||
PLAYER | デ、デート!? 私と!? | |
果林 | たまにはいいでしょ? 私の放課後、気にならない? 3 | |
部活はなくても自主練 | ||
PLAYER | ダメだよ! | |
PLAYER | 部活はなくても自主練、自主練♪ | |
果林 | キミ限定でサービスしちゃうのになあ~ 4 | |
PLAYER | え……じゃ、じゃあ、ちょっとだけなら…… | |
果林 | そうこなくっちゃ! じゃ、私服に着替えて駅に集合ね! 5 | |
PLAYER | ……お、おしゃれなお店だね…… | |
果林 | やだ、顔が固いわよ。 もしかして緊張してる? 7 | |
PLAYER | そりゃ緊張するよ~。 こんな素敵なお店、初めてだし! | |
PLAYER | しかもコースなんて……マナーとか大丈夫かな? あんまり詳しくないんだけど……! | |
果林 | そんなに緊張しなくて大丈夫よ。 マナーに厳しいお店じゃないから 8 | |
それを聞いて安心した……! | ||
PLAYER | それを聞いて安心した……! あ、でも間違いそうになったらこっそり教えてね | |
果林 | うふふ、どうしようかな? 緊張しているキミが可愛いから、意地悪しちゃうかも 9 | |
こんがらがってきた…… | ||
PLAYER | ナイフとフォークをどっちの手で持つのかも こんがらがってきた…… | |
果林 | もう、仕方ないわねえ。 テーブルマナー……手取り足取り教えてあげましょうか? 10 | |
PLAYER | もういっぱいいっぱいだから、お手柔らかに……! | |
PLAYER | そ、それにしても……本当に素敵なお店だよね。 果林さんはよくくるの? | |
果林 | ここって結構自由がきくから、 モデルの友達とくることが多いわね 11 | |
PLAYER | 自由がきくってどこに? | |
果林 | カロリー計算の相談に乗ってくれて、 その人ごとのメニューを考えてくれるの 12 | |
PLAYER | あ、そうか! モデルさんは体型を維持しなきゃいけないもんね | |
果林 | でも栄養はしっかりとらなきゃいけないでしょ? ただ細いだけじゃ、全然魅力的じゃないもの 13 | |
果林 | 私はセクシーに見える体に。 友達はキュートだったりグラマラスだったり、 それぞれ目指す体型があるから 14 | |
果林 | しっかり食べたいな~っていう時に、 ここにくると食べたい欲求が満たされるし 低カロリー高タンパクなものが食べられるのよね 15 | |
PLAYER | ……それってやっぱりモデルとしての 意識が高いからこそ出てくる言葉だよね。 果林さんは自分はすごくないって言ってたけどそんなことないよ | |
果林 | 別にそんな褒められることじゃないわよ。 みんなやってることだから。キミだって食べ過ぎた翌日は 節制したりするでしょ? それと同じ 16 | |
PLAYER | いや、レベルが違いすぎる……。 あ、でもそんないいお店なら、私じゃなくて 他のみんなを連れてきてあげたほうがよかったんじゃ…… | |
果林 | みんなはまた今度ね。 まずは、一番にキミを連れてきたかったの 17 | |
果林 | 私はキミのことを信頼してるから、 キミには私の世界を知ってほしい。誰よりも先に、ね。 って言ったらどう思う? 18 | |
PLAYER | えっ……私、 ちゃんと果林さんのこと一番に知れるように、頑張るよ! | |
果林 | あら、からかったつもりが真面目に取られちゃったわね……。 でもそれがキミのいいところよね。 さ、メニューを決めて、食事を楽しみましょ 19 | |
PLAYER | 今日もカロリー控えめのメニューにするの? | |
果林 | えぇ、キミも同じものを食べてみる? 20 | |
PLAYER | うん、果林さんのこと一番に知りたいから! |