朝香果林/故事/30話 果林の冒険
角色 | 文字 |
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果林 | う……ん 2 |
Player | あ、起きた? 果林さん |
果林 | やだ、私眠ってた!? 3 |
果林 | ご、ごめんなさいね…… 4 |
Player | 気にしないで。あれだけ遊んだんだから当たり前だよ |
果林 | もう東京に着く? 5 |
Player | ううん、まだちょっとあるよ |
果林 | そう。うー……ん、 寝たらスッキリしたわ 6 + |
Player | さすが、回復も早いね |
果林 | ふふっ。島にいた頃みたいに思いっきり遊んで、 身も心もリフレッシュできたからかもね 7 |
Player | ねえ、果林さんのいた島って、 話を聞くとすごくいいところに思える。 それなのに、どうして島を離れちゃったの? |
果林 | うーん……。確かに、島はいいところよ。 どこもかしこもきれいで、食べ物もおいしいし 9 + |
果林 | でも、代わり映えのしない毎日で…… 10 |
果林 | 変化が欲しかった……んだと思うわ。きっと 11 |
Player | 変化か……。<nr/>果林さん、冒険したかったのかな。 浜辺でも探検しよう、って言ってたし |
果林 | ふふっ、確かにそうね。 いろんなものを見てみたかったわ 12 + |
果林 | 私、テレビや雑誌で見るような、 島にはないキラキラした世界に憧れてたの 13 |
果林 | スタイルには自信があったから、 挑戦してみよう、って思って…… 14 + |
果林 | メイクの練習をして、精一杯大人ぶった写真を撮って、 よく読んでた雑誌の読者モデルに応募したわ 15 |
Player | 果林さんならもちろん合格だよね。 それで島を離れたのか~ |
Player | でも、ひとりでこっちに来るなんて、ご両親は心配しそうだね |
果林 | 説得は大変だったわよ。 すっごい勉強したしね…… 16 + |
Player | 果林さんがすっごい勉強……。 それを見たら本気度がわかるよね…… |
果林 | もう! 茶化さないの! 17 |
ごめんごめん | |
Player | あははっ、ごめんごめん |
果林 | 次、同じことしたらくすぐっちゃうわよ! 18 + |
つい…… | |
Player | 勉強が苦手な果林さんが勉強頑張った、って聞いたらつい…… |
果林 | 不本意だけど、キミにも私の本気度が伝わったようね 19 + |
果林 | まあ、いいわ。そういうことで、 私は冒険に飛び出した、ってワケよ 20 |
果林 | けど、まさか、その冒険が スクールアイドル活動につながるなんて思いもしなかったわ 22 |
Player | それこそ冒険だよ。先が読めないんだもの |
果林 | 先が読めないからこそ、キミの助けが必要なのよ 23 |
果林 | だから、これからも私と一緒に冒険しましょうね♡ 24 |