朝香果林/故事/33話 果林の体当たり修行・2
角色 | 文字 |
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果林 | お休みの日に押しかけてごめんなさいね、 栞子ちゃん 1 |
栞子 | いえ、気になさらないでください。 来てくださいとお願いしたのは私です 2 |
栞子 | 所作を学びたいということなので、 畳のお部屋がいいと思いまして 3 |
果林 | ありがとう 4 + |
果林 | だけど、どうしてキミまでいるの? 5 |
Player | あはは……。 だって果林さんの修行には付き合いたいから |
果林 | 今度のコンテストはスクールアイドルとは関係ないのよ。 わざわざ付き合わなくてもいいのに 6 |
Player | それは前も言ったでしょ? 私はどんな果林さんでも大ファンだよ、って。 だから付き合いたいの! |
果林 | もう…… 7 + |
Player | あはは……呆れちゃった? |
栞子 | 照れているんですよ、きっと 8 |
果林 | なっ……!? ち、違うわ! 呆れてるの! 9 |
栞子 | うふふ、お顔が赤いですよ、果林さん 10 |
果林 | 栞子ちゃんも、先輩をからかわないの! 11 |
果林 | ちょ、ちょっと待って、栞子ちゃん! 13 + |
栞子 | わかりました。 5分休憩しましょう 14 |
果林 | 5分!? わ、わかったわ…… 15 |
栞子 | 休憩中、少しアドバイスをさせていただいて いいでしょうか 16 |
栞子 | 果林さん、姿勢はお見事です。 足捌きもすぐにコツをつかんで、さすがモデルさんです 17 + |
栞子 | ですが、指先まで演技をしてください。 そこが疎かになると せっかくの他のすばらしいところも霞んでしまいます 18 |
栞子 | 指先の演技と言われてもピンとこないと思いますが、 これにはコツがあります。 親指と薬指の神経を…… 19 |
果林 | 待って、メモするから 20 |
栞子 | お疲れ様でした、果林さん。 物凄い吸収力で、私の教えることがなくなってしまいました! 22 |
Player | 果林さん、すごくきれいだったよ! |
果林 | はあ、はあ……。 ありがとう、ふたりとも 23 + |
歩ける? | |
Player | 歩ける? |
果林 | 馬鹿言わないの。 このくらい平気よ 24 + |
肩につかまる? | |
Player | 肩につかまる? |
果林 | ふふっ、平気よ。 心配そうな顔しないの 25 + |
果林 | 充実感のある疲れよ。 とっても心地いいわ! 26 + |