朝香果林/故事/33話 果林の体当たり修行・2
外觀
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| お休みの日に押しかけてごめんなさいね、 栞子ちゃん 1 | |
| いえ、気になさらないでください。 来てくださいとお願いしたのは私です 2 | |
| 所作を学びたいということなので、 畳のお部屋がいいと思いまして 3 | |
| ありがとう 4 + | |
| だけど、どうしてキミまでいるの? 5 | |
| あはは……。 だって果林さんの修行には付き合いたいから | |
| 今度のコンテストはスクールアイドルとは関係ないのよ。 わざわざ付き合わなくてもいいのに 6 | |
| それは前も言ったでしょ? 私はどんな果林さんでも大ファンだよ、って。 だから付き合いたいの! | |
| もう…… 7 + | |
| あはは……呆れちゃった? | |
| 照れているんですよ、きっと 8 | |
| なっ……!? ち、違うわ! 呆れてるの! 9 | |
| うふふ、お顔が赤いですよ、果林さん 10 | |
| 栞子ちゃんも、先輩をからかわないの! 11 | |
| ちょ、ちょっと待って、栞子ちゃん! 13 + | |
| わかりました。 5分休憩しましょう 14 | |
| 5分!? わ、わかったわ…… 15 | |
| 休憩中、少しアドバイスをさせていただいて いいでしょうか 16 | |
| 果林さん、姿勢はお見事です。 足捌きもすぐにコツをつかんで、さすがモデルさんです 17 + | |
| ですが、指先まで演技をしてください。 そこが疎かになると せっかくの他のすばらしいところも霞んでしまいます 18 | |
| 指先の演技と言われてもピンとこないと思いますが、 これにはコツがあります。 親指と薬指の神経を…… 19 | |
| 待って、メモするから 20 | |
| お疲れ様でした、果林さん。 物凄い吸収力で、私の教えることがなくなってしまいました! 22 | |
| 果林さん、すごくきれいだったよ! | |
| はあ、はあ……。 ありがとう、ふたりとも 23 + | |
| 歩ける? | |
| 歩ける? | |
| 馬鹿言わないの。 このくらい平気よ 24 + | |
| 肩につかまる? | |
| 肩につかまる? | |
| ふふっ、平気よ。 心配そうな顔しないの 25 + | |
| 充実感のある疲れよ。 とっても心地いいわ! 26 + | |