朝香果林/故事/4話 誰にも負けないもの
角色 | 文字 |
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果林 | ちょっといいかしら? 1 |
PLAYER | どうしたの? |
果林 | キミに相談したいことがあるんだけど、 スクールアイドルとして、私の武器はやっぱりセクシーさよね? 2 |
PLAYER | ……えっと、それだけじゃないとは思うけど、 セクシーさは、誰にも真似できない果林さんの魅力だよ! |
果林 | そうよね。私もその自覚はあるの。 じゃあ、私の良さを最大限に活かすには、どうしたらいいと思う? 3 |
果林 | この間のデートで私の内側を見てもらったし、 外側からも私を見てくれているキミの意見が聞きたいのよ 4 |
PLAYER | 一番わかりやすいのはダンスだと思う。見たり聞いたり、 五感にアピールするのがわかりやすいといえばわかりやすいよね |
PLAYER | 果林さんはもともとモデルさんだし、こういう動きをしたら こう見えるっていうテクニックはあるでしょ? |
果林 | そうね。そこは強みだからもっと強化したいのよ 5 |
PLAYER | でも、果林さんのセクシーさって、単にスタイルとか テクニックとかそういうものだけじゃないと思うんだ。 何気ないしぐさなのに目が離せないって言うか…… |
果林 | そこのところ、できれば具体的に知りたいんだけど 6 |
PLAYER | うーん……ちょっと言葉にするのが難しいから、 みんなの意見も聞いてみない? |
果林 | 私が自分の武器をもっともっとうまく扱えるようにするには どうしたらいいと思う? 8 |
せつ菜 | はい! ダンス! ダンス推しでいきたいです! 10 |
果林 | ぐいぐいくるわね…… 11 |
愛 | わかりみ~。カリンのダンスは魔性なトコあるもん 12 |
せつ菜 | ですよね!? 私、果林さんのダンスが大好きで、見ていると ぽわ~ってなっちゃうんですよね 13 |
璃奈 | 私も、果林さんのダンス、好き。かっこいい。きれい 14 |
果林 | そう? 身体を使うのは好きだし、 やっぱりまずはダンスに力を入れることにするわ 15 |
歩夢 | あのあの、それなら、相手を誘うように指先を動かすのとか、 そーゆーの見てみたいです…… 16 + |
PLAYER | そうだよね。 果林さんって指先まで動きがきれいだからそういうの見たいよね! |
果林 | 具体的に言ってもらえると参考になるわ。 指先……そっか…… 17 |
エマ | わたしはね、果林ちゃんが会場を見渡す目線が すっごくセクシーだなって思ってたんだ~ 18 |
果林 | なるほどね。一概にダンスって言っても、 体の末端や表情まで意識的に気を配るようにしないとね 20 |
彼方 | 彼方ちゃん提案~。 いま言ったのを取り入れた振り付け、みんなで考えてみない? 21 |
しずく | 私も果林さんに是非やってほしい 振り付けのアイディアがあります! 22 |
果林 | ありがとう。みんなの意見を聞いてよかったわ 23 |
PLAYER | やっぱりこういうのは、 みんなの意見があるといろんな発見があるね |
果林 | 次は、うまく言葉にできないじゃなくて、 ちゃんとキミ自身の言葉で聞かせてよね 24 |
PLAYER | うん! もっともっと果林さんのこと研究しなくちゃ。 今日の居残りレッスンはずっとついてていい? |