東條希/かわいい鬼のいたずら
外觀
< 東條希
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| ……希さん遅いな | |
| 忘れ物を取って来るって言ってたけど、何かあったのかな? 心配だし、様子を見に行って―― | |
| わっ! 1 | |
| ひいいっ!? + | |
| ふふっ、驚いた? 2 + | |
| もう、おどかさないでよー | |
| の、希さん!? もう、おどかさないでよ! | |
| ごめんね、部室に戻ったら 鬼のお面があるのを思い出して、 つい驚かせたくなっちゃった 3 | |
| ビックリしたあ | |
| ビックリしたあ……。 って、そのお面、どうしたの? | |
| 今度のライブで使う小道具なんだ。 部室に戻ったらあるのを思い出したから、 あなたを驚かせようと思って 4 | |
| はあぁ~~、昨日ちょうど鬼の映画を見たから、 心臓止まるかと思ったよ。 本当の鬼じゃなくて、希さんでよかったあ | |
| そうだったんやね。 思ってた以上にあなたが驚くから ウチもビックリして―― 5 + | |
| ひっ! 今、何か音がしなかった!? + | |
| 大丈夫だよ。 ほら、あそこの茂みから野良猫が出てきただけだから 7 | |
| うう、映画のことを思い出したら急に怖くなってきた。 鬼が現れるシーンも、ちょうどこんな感じだったし | |
| じゃあ、怖くなくなるまでウチと手を繋ごう。 それなら怖くないでしょ? 9 | |
| いいの? ありがとう! 希さんと手を繋げば安心だよ | |
| よかった。 それじゃあ、帰ろっか 10 | |
| えっ、着替えなくていいの? | |
| もう帰るだけやし、大丈夫だよ。 今日はウチがあなたを家まで送ってあげるね 11 | |
| それじゃあ希さんに悪いよ | |
| 気にしないで。元はと言えば 怖がらせちゃったウチにも責任があるし 12 | |
| でも、うちに寄ってたら遅くなっちゃう…… あ、そうだ! 希さん、よかったら 今日うちにお泊りしない? | |
| え、いいの? 13 | |
| うん、っていうか、ひとりで寝るの怖いから できれば泊まってほしいです! | |
| わかった、いいよ。 じゃあ、寝る前に映画観ようよ 14 | |
| え? まさかホラー映画じゃないよね? | |
| んー…… それは観てからのお楽しみかな 15 + | |
| ええっ! | |
| ふふふ♪ さあ、早くあなたのおうちに行こ♪ 16 + | |