松浦果南/エピソード/20話 最高のユニット
角色 | 文字 |
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Player | はあっ、はあっ、はあっ…… もうすぐ果南さん達との待ち合わせ場所だ……! |
果南 | 右、左、右、左、最後に右で床をコツコツ…… 2 + |
Player | 果南さーん、ダイヤさーん、花丸ちゃーん! |
花丸 | あ、来たずら! 3 |
ダイヤ | おはようございます 4 |
Player | ごめん、ライブ本番の日なのに遅れちゃって……! |
果南 | 大丈夫だよ。もしかして楽しみで眠れなかった? 私もドキドキして目が冴えちゃってさ 5 |
ダイヤ | そのせいで寝坊しては笑えませんわよ。 わたくしが電話しなければ起きなかったでしょう 6 |
花丸 | マルも目覚まし時計かけてたけど、 ダイヤさんからの電話に出た時のほうが、 しっかり目が覚めたずら…… 7 |
人の声は起きやすい? | |
Player | アラームより人の声のほうが目が覚めやすいのかな……? 私も時々、ニジガクのみんなから 朝に電話してほしいって言われることあるけど…… |
果南 | それは目が覚めやすいとかじゃなくて、 単にキミの声が聞きたいんだと思うよ 8 |
私も電話してもらえば…… | |
Player | 私も電話してもらえば遅刻せずに済んだかなぁ |
果南 | そうかもね。 すっごいハキハキした声で起こされるから ちょっとびっくりするけど、今日みたいな日は効くよ~ 9 |
ダイヤ | なんであろうと、起きられるならいいではありませんか。 寝坊でステージに穴を開けるなんて無様な真似はできませんわ 10 |
ダイヤ | 何度も試行錯誤を繰り返して作り上げた、 わたくし達の究極のパフォーマンス。 それを披露する大事な日なのですから 11 |
花丸 | 果南ちゃんのおかげで、ダンスもすっごく良くなったずら! 完成したと思ったのに、もっと良くなるなんて思わなかったよ 12 |
ダイヤ | とはいえ、完成した翌日に直したいと言われた時は驚きましたわ。 休養日の時といい、よくもまぁ振り回してくれたものです 13 |
果南 | も~、それは悪かったって何度も言ったじゃん 14 + |
花丸 | でも、今回も果南ちゃんに すごく頑張らせちゃった気がするずら……。 ダンスも、衣装作りも、歌の練習だって 15 |
果南 | 心配してくれてありがとね、花丸ちゃん。 全部私がやりたくてやったことだし、気にしないでよ 17 |
Player | 無理しないでほしいのは同意見だけど、 果南さんが追求を続けてくれたからこそ、 ダンスを更に進化させることもできたんだね |
ダイヤ | そうですわね。 果南さんのお陰で、AZALEAの真の実力を 会場のみなさんにお見せできますわ 18 |
花丸 | ありがとうずら、果南ちゃん 19 |
果南 | え、ええ~、何、みんな…… いきなり褒めないでよ~ 20 + |
ダイヤ | ふふっ♪ この程度で心を乱していては、 せっかく改良したダンスも失敗してしまいますわよ? しっかりしてください 21 + |
果南 | 失敗なんてしないよ! さっきだって一緒に確認したでしょ! 22 + |
Player | それって、足で地面をコツコツやってたやつ? やっぱりあれ、今日のダンスのステップだったんだね。 遠かったから最初分からなくて……ん? |
Player | 果南さん、もしかしてまた何か気付いちゃったとか……!? |
果南 | うん。実はそうなんだよ 23 + |
花丸 | えっ、どこか直すずら!? 24 |
ダイヤ | 今度はどこですか!? さすがに今からでは間に合うかどうか…… 25 + |
果南 | 違う違う! パフォーマンスは完璧だよ。 ただ、確信したんだ 26 + |
Player | 確信? |
果南 | そう。今日のライブ、成功間違い無し。 AZALEAは、何より最高だってこと! 28 + |