松浦果南/エピソード/21話 果南先輩は今日も元気
外觀
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| いっちに! いっちに! ほらほら、 ちょっと遅れてるんじゃない? 1 + | |
| 待ってよ、果南さ~ん! もう、走ってる果南さんのほうが 自転車の私より速いってどういうこと? | |
| 置いてっちゃうよ~♪ 3 | |
| そんなことさせるか~! えーいっ! + | |
| お? スピード上げてきたね! でも抜かせないよ! 4 + | |
| も、もうちょっとで追いつ―――― | |
| あ、カモメがいる! 5 + | |
| どこ? って、あ~! 果南さんずるい! + | |
| お先~♪ 6 + | |
| はい、タオル 10 | |
| はあ、はあ、はあ……ありがとう……それより果南さん、 なんで平気そうなの……なんで私のほうが疲れてるの…… | |
| あはは♪ せっかく私のトレーニングに付き合うために、 レンタルサイクルで自転車借りてきたのにねぇ 11 | |
| 私も疲れてないわけじゃないよ。ただ、疲れたっていう気持ちより 楽しさとか達成感が勝ってるだけ 12 + | |
| ごく、ごく……はぁ、トレーニングのあとの ドリンクは美味しいね! はい、キミも飲みな。 水分補給は大事だよ 13 + | |
| うん、ありが……ハッ! ごめん、果南さんにやらせちゃって! タオルもドリンクも私が用意しないといけないのに | |
| いいよ、いいよ。いつもやってもらってるから、 たまにこうしてキミのお世話ができると嬉しいんだ 14 | |
| そうなの……? でも、やっぱり情けないよ。 果南さんのサポートをするために来たのに、 逆に面倒見てもらっちゃうなんて | |
| 真面目だな~。学校は違うけど、学年的には後輩なんだし、 素直に甘えなよ 15 + | |
| ありがとう | |
| うう……ありがとうございます、果南先輩…… | |
| よしよし♪ 今日はよく頑張ってついてきたよ 16 + | |
| 後輩だから力になりたい | |
| 後輩だからこそ、先輩の力になりたいんです! | |
| あはは! 真面目な上に頑固だな~、この後輩は! 17 + | |
| はあ……私も果南さんくらい体力があれば、 もっと果南さんやニジガクのみんなの役にも立てるのに…… | |
| ん? 体力つけたいの? 仕方ないな~。この果南先輩が キミのために特別メニューを考えてあげよう! 18 + | |
| えっ! いや、それは…… お気持ちだけありがたくいただきます…… | |
| そんなこと言わずに~ 19 + | |
| いやいや、ほんとに! | |
| そ、そういえば果南さん、トレーニングはさっきのランニングで 一応おしまいって言ってたけど、このあと何か予定があるの? | |
| そうなの。お客さんが来るんだ 20 | |
| お客さん? お店のほうの? | |
| いや、ダイビングのお客さんじゃなくて…… 21 + | |
| 果南! お待たせしました! 22 + | |
| あ、来た 24 | |
| えっ!? | |
| あら? どうしてあなたが…… 25 + | |
| う、海未ちゃん!? | |