桜内梨子/エピソード/20話 いつでも私の中に
角色 | 文字 |
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Player | はあ、はあ、はあ……! |
善子 | あ、やっと来た! 3 |
Player | ご、ごめん、遅れて……準備、もう…… |
鞠莉 | ノープロブレム! 着替えもメイクも、これから始めようとしてたところよ 4 + |
梨子 | よかった、何かあったんじゃないかって心配してたの 5 |
Player | 電車が遅れちゃって…… 今日はGuilty Kissのライブの日なのに、本当にごめん! |
鞠莉 | 真面目ねぇ 6 |
梨子 | そこが良いところよね。 さぁ、準備を始めましょう! 7 |
梨子 | 衣装もメイク道具も…… よし、ちゃんと全部揃ってる。 忘れ物は無いわね 9 + |
違う色だね | |
Player | 部屋にあったのとは違う色だね。 ちょっと薄い……? |
梨子 | 練習の時はかなり極端な色使いしてたから。 今回はちゃんとパフォーマンスに合わせた メイクを考えてきたわ 10 |
この前みたいなメイク? | |
Player | 今日のステージメイクはどうするの? この前見せてくれたみたいな感じ? |
梨子 | あの時ほど濃いメイクはしないわ。 今回はもう少しナチュラル寄り 11 + |
Player | そっか。 そうだよね、あの時はすごかったもんね…… |
梨子 | リップは黒にするけど 12 |
鞠莉 | パープルとインディゴでも迷ったのよね~ 13 |
Player | 黒……! なんだかそれだけで非日常感あるね。 黒い唇でニコッてされたらドキドキするだろうなぁ…… |
梨子 | メイクだけで満足してもらっちゃ困るわ。 私達が本領を発揮するのは歌とダンス。 メイクはそれを更に引き立たせるスパイス 14 |
梨子 | リップひとつにドキドキしてるようじゃ、 ライブが終わるまで持たないわよ 15 |
Player | ……梨子ちゃん、 今日は鞠莉さんと善子ちゃんを混ぜたみたいな感じだね |
梨子 | え、そうかな? 16 |
善子 | またあのおかしなモードになったわけ!? いい加減にしてよ~、こっちはすごく調子狂うんだから! 17 |
鞠莉 | あら~、そんなこと言って。 マリーは知ってるわよ~、善子ったら梨子のこと心配して、 泣きそうな顔しながら部室で占いの…… 18 |
善子 | うわーーーーーっ!!! そんなことしてない! 泣いてないし! 19 + |
鞠莉 | うふふ、マリーはまだまだ知ってるわよ~。 善子が梨子のために頑張っていたあんなことやこんなこと♪ 20 + |
鞠莉 | あら、もうこんな時間じゃない、 ちょっと衣装のチェックしてくるわね~ 21 |
善子 | え? 鞠莉、あんなことやこんなこと、って何を見たの!? ちょっと、待ちなさいよ~!! 24 + |
Player | 梨子ちゃん、これからも続けるの? 2人みたいに振舞うの……私が言ったから、だよね……? |
梨子 | そんなに気にしないで。やるって決めたのは私だし、 それに2人の真似は今日で一旦おしまい。 Aqoursの活動もあるしね 26 + |
梨子 | でも……2人みたいに行動してる時、 不思議と自信に満ち溢れていたの 28 |
梨子 | 「大丈夫だよ、上手くいくよ」って、 ずっと誰かが寄り添ってくれている気がしてた 29 |
梨子 | きっと、私の中にいる鞠莉ちゃんと善子ちゃんが、 力を貸してくれていたんじゃないかと思うの。 だからあんなに安心できたんだ、って…… 30 |
Player | そうだね。とっても頼もしい2人だもん、 思い描くだけで力が湧いてきても不思議じゃないよ |
梨子 | でしょう? だから、これからも困った時や不安な時は…… なってみるのもいいかもしれないわね♪ 31 |
Player | ……い、今は2人のこと、意識して話してる……? |
梨子 | あなたにはそう見える? 32 |
Player | う~ん、鞠莉さんっぽい気もするけど、 ギリギリいつもの梨子ちゃんっぽい気もする……! |
Player | ……いや、どっちでもいいよ。 どんな梨子ちゃんでも、きっと素敵なライブを見せてくれるよね |
梨子 | もちろんよ。全力を出して、 あなたも、会場に来てくれた人達も、 みんなGuilty Kissの世界へいざなってあげるわ♪ 33 |
Player | うんっ! 連れて行ってね、梨子ちゃん達の世界に! |