桜坂しずく/故事/12話 掴み取った答え
外觀
| 角色 | 文字 | |
|---|---|---|
| はぁはぁ……どうでした? 2 + | ||
| 良かったよ! これなら、明日のイベントも大成功間違いなし! | ||
| これも全て先輩のおかげです。 私がダメダメでも、いつも支えてくれて…… 3 + | ||
| 違うよ。しずくちゃんがあのノート通りのスクールアイドルに なりきれたのは、しずくちゃんが頑張ったからだし、 私は少しサポートしただけだよ | ||
| いいえ、私1人ではここまでくることはできませんでした。 先輩、ありがとうございます 4 + | ||
| なんだか照れちゃうな…… 私はただ、頑張るしずくちゃんの応援をしたかっただけだよ | ||
| それなら…… もっと頑張るので、これからもずっとずっと、 応援よろしくお願いします♪ 5 + | ||
| もちろん! | ||
| 良かった……! 6 | ||
| ふう……なんだか急に疲れた感じがしてきました…… ホッとしたからでしょうか? 7 | ||
| 無理もないよ。ここ数日たくさん頑張ってたし。 しずくちゃんのことだから家でも色々やってたんでしょ? + | ||
| 多少は…… 8 + | ||
| 絶対多少じゃないでしょ? もしかして睡眠時間削ってない? + | ||
| ……。 多少は…… 11 + | ||
| あまり無茶しちゃダメだよ? | ||
| もう…… 頑張るのはいいけど、あまり無茶しちゃダメだよ? | ||
| あう……すみません…… 12 + | ||
| そうだと思った | ||
| やっぱり……そうだと思った。絶対家で練習してると思ったから、 ここでの練習少し控えめにしてて良かったよ | ||
| ふえ……先輩にはお見通しだったんですね。 恥ずかしいです…… 13 + | ||
| でも、しずくちゃんの頑張り屋さんなところ、 尊敬できるし大好きだよ | ||
| 大好き……。 あ、ありがとうございます! 14 + | ||
| それにしても本当に頑張ったね。 早くみんなに見てもらいたくて仕方がないよ。きっとみんな驚くよ | ||
| えへへ……。こんなに深くまでひとつの役のこと考えて 自分に落とし込んだのは初めてです。おかげでこの疲れも、 満足感というか……とても心地いいものに思えます 16 | ||
| そっか……うん、良かった | ||
| それじゃ、もう一度初めから通してやってみます 17 + | ||
| えっ、まだやるの? 疲れたって言ったばかりでしょ? 今日はこれくらいにして休んだ方がいいんじゃない? | ||
| 明日が本番だからこそ、練習できるのは今日だけしかありません! 18 + | ||
| 本当、頑張り屋なんだから…… | ||
| ここまできたらより完璧なものを目指さなくては! 見てくれた人たちみんなが喜んでくれるように! 19 + | ||
| ……次で最後だからね? これが終わったから帰ってすぐに寝るんだよ? | ||
| はい、約束します 20 + | ||
| じゃあ、準備するから少し待っててね | ||
| これまで以上に本番のつもりで挑みますね。 2人だけのイベント前夜祭です 21 + | ||
| あはは、しずくちゃんを独り占めできるなんて、すごい贅沢! | ||