桜坂しずく/故事/8話 Aqoursに会いに沼津へ
外觀
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| はい、お茶とみかんをどうぞ 1 | |
| ありがとうございます。それと突然お邪魔してすみません 2 | |
| ううん、いつでも大歓迎だよ! 3 + | |
| でも、一人で沼津まで来るくらいなんだもの、 よほど大切な用なんでしょ? 4 | |
| はい。 実は、Aqoursのみなさんに お聞きしたいことがあって伺いました 5 | |
| なになに? なんだかドキドキしちゃう 6 | |
| わたくしたちでお役に立てるなら喜んで協力いたしますわ 7 | |
| 迷えるリトルデーモンを導くのも堕天使の役目、 遠慮することはないわ 8 | |
| 善子ちゃんは心配でたまらないから 早くお話して欲しいって言ってるずら 9 | |
| 善子じゃない、ヨハネよヨ・ハ・ネ! 10 + | |
| しずくちゃん、ルビィたちに聞きたいことってなに? ルビィたちで答えられることならなんでも答えるよ! 11 | |
| ありがとうございます、みなさん。 ではお伺いしたいんですが、その……、みなさんは、 どのようなスクールアイドルを目指して活動を始めたんですか? 12 | |
| どのような……? ん~、そういうのあったっけ? ないんじゃないかな? 13 | |
| え? ないんですか!? 14 | |
| みんな千歌ちゃんに誘われたのが切っ掛けだからな〜。 もちろん今はちゃんと目標もあるけどね♪ 15 | |
| じゃあ、みなさんを誘ったという千歌さんは、 どうなんでしょう? 16 | |
| 私? 私は、μ's! μ'sのライブを見て、私たちもあんな風に キラキラ輝きたいって思ったの! 17 | |
| それは、μ'sの真似から始めたということですか? 18 | |
| ううん、違うよ。μ'sの真似をしても μ'sみたいにはなれないもん 19 + | |
| でも、μ'sのようになりたいんですよね? だったらお手本にするんじゃ 20 | |
| μ'sになりたい……? 憧れって、つまりはそういうことなのかな? 21 | |
| いや、でも違うと思う〜…… あれ? あれ? あれ~? 22 + | |
| 落ち着いて。しずくちゃんが困ってるでしょ? 23 | |
| あっ、ごめんね! 24 | |
| いいえ…… 25 | |
| あのね、μ'sは凄い! キラキラ眩しいくらい輝いてる! 私の憧れ! 26 | |
| でもμ'sは、あの9人だからあの輝きを出せるんだと思う。 他の誰かじゃダメなんだよ 27 | |
| だから、私たちはAqoursとして、 私たちにしか出せない輝きを見つけたいの! 28 | |
| 輝きですか…… 29 | |
| そうだね……。 千歌ちゃんの力になりたくて始めたスクールアイドルだけど、 今は私も輝きたいと思ってる 30 | |
| ううん、Aqoursのみんながそう思ってるよ! 31 | |
| ええ、その通りですわ 32 | |
| そうですか……貴重なお話ありがとうございました 33 | |
| ううん、お役に立てたならいいんだけど 34 | |
| もちろんすごく参考になりました。 Aqoursのみなさんの想いを聞いて、 私も、自分なりにもっと深く考えてみたいと思います! 35 |