津島善子/混沌を見つめる水晶
外觀
< 津島善子
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| では、これから占いを始めるわ。 さあ、頭を空っぽにして、この水晶を見つめなさい…… 1 | |
| ごくり…… 2 + | |
| ふふ、凛……。 あなたのこと、手に取るようにわかるわ…… 3 + | |
| このヨハネには、すべてお見通し…… 4 | |
| あれれ? 5 | |
| え、なに? 6 | |
| この水晶、砂がついてるにゃ! 7 | |
| ええ!? 9 | |
| ちょっと、そんなことあるわけ…… 10 | |
| きゃー! 砂まみれじゃない!! 11 | |
| そ、そういえば、浜辺での練習のときに 持って行ったんだった…… あの時についたんだわ…… 12 | |
| あーん、こんなはずじゃ…… 13 | |
| 大丈夫だよ、善子ちゃん。 凛がとってあげるから 14 | |
| こんなのカッコ悪いわよぉ…… 15 + | |
| い、いつもはこんなことないのよ? いつもは暗く寒い部屋の奥で この世の混沌(カオス)を見つめてる水晶なんだからね!? 17 | |
| か、混沌(カオス)ー!? そんな危なそうなもので占ってもらって、 凛は大丈夫なの……? 18 | |
| あと、善子ちゃんも持ってて大丈夫なの? なんか、呪われたりしないの? 19 | |
| 私は大丈―― 20 | |
| ふっ……このヨハネが持っていれば、大丈夫なのよ。 ヨハネの魔力で、水晶ごときの呪いは抑えられるの。 ……あとヨハネだからね 21 + | |
| す、すごいにゃー! 22 |