海の上の大熱戦/第3話
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角色 | 文字 |
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海未 | みなさん、準備運動は済みましたか? 1 + |
花丸 | ばっちりずら! 優勝賞品への熱意が全身に伝わって、力がみなぎってるずら! 2 |
しずく | すごい気合いですね……! 3 |
曜 | 私も準備万端だよ。 こんなに楽しい勝負ができるなんて嬉しいな。 絶対負けないよ~♪ 4 |
しずく | 私も先輩達に負けないように、 全力で挑ませていただきます! 5 |
海未 | 真姫、あなたもしっかり体をほぐしておいてください。 地面の上とはわけが違いますから、 揺れや転落にも注意してくださいね 6 |
真姫 | はいはい……。 まったく、いくらご褒美が数量限定品とはいえ、 そこまで本気にならなくてもいいんじゃないの 7 + |
果林 | 真姫ちゃんはクールねぇ 8 + |
真姫 | みんなが熱くなり過ぎなのよ 9 |
果林 | とかなんとか言っちゃって~ ……ほんとは自信無かったりして? 10 |
真姫 | はぁ? 11 |
果林 | さっき海未ちゃんも言ってたけど、海の上は地面とは勝手が違うわ。 波で揺れるから足元は不安定、 表面も海水で濡れて滑りやすくなってる 12 |
果林 | そんな場所でうっかり転んだり海に落ちたりしたら、 あっという間に最下位になっちゃうわね。 怖くて震えちゃうのも当然だわ 13 |
真姫 | こっ、怖いなんて誰も言ってないでしょ! いいわよ、やってやるわ。 1位と2位はμ'sがもらうから! 14 + |
果林 | うふふふふ♪ お互い頑張りましょ♪ 15 |
海未 | みなさん、並んでください。 行きますよ……それでは、スタート! 16 |
曜 | そりゃーっ! 18 + |
しずく | わっ! よ、曜さん、なんて俊敏なスタート! 19 |
海未 | さすが高飛び込みの選手、水のフィールドは強いですね! 20 |
真姫 | 今やってるのは高飛び込みじゃないわよ 21 |
曜 | よっ! ほっ! てーい♪ あはは! このアトラクション、面白ーい♪ 22 + |
曜 | ありゃっ、今度は道が途切れてる。 これはジャンプしろってことだね! せーの……とーうっ! 23 + |
曜 | おっととと、着地! さて次はなんだ~? トンネルかな? おおお、濡れてて滑る~♪ ははは♪ 24 + |
果林 | 曜ちゃんってば軽々クリアしていくわね。 これは強敵だわ 25 + |
花丸 | うう、ゆらゆらして、走り、にくい……ずらぁっ! 26 + |
曜 | ! 花丸ちゃん、大丈夫!? 今助けに…… 28 + |
花丸 | ぶはっ! だ、だいじょうぶずら…… それより、先に行って! 曜ちゃん! 29 + |
曜 | でも……! 30 |
花丸 | マルに合わせてたら、曜ちゃん、遅れちゃう……。 一番大事なのは、ゴールすることずら。 大丈夫、必ずあとを追うから……マルに構わず行って! 31 |
曜 | 花丸ちゃん……! 分かった。必ず来てね! 信じてるから! 32 + |
花丸 | うん……! 33 |
真姫 | なんなの、このやり取り…… 34 |
しずく | なんて強く美しい友情なのでしょう……! 曜さん、花丸さん……敵ながら、 あなた達の再会を願わずにはいられません……! 35 + |
真姫 | なんであなたが泣くのよ! 36 + |