海の上の大熱戦/第5話
外觀
< 海の上の大熱戦
| 角色 | 文字 |
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| くっ……この丸太の橋みたいなアスレチック、 ぐらぐらして全然安定しない…… 1 | |
| 今までで一番やっかいかもしれないわね…… 2 | |
| 滑らないようにしようとすると、 体に力が入って余計進めないずら…… 3 | |
| 困ったわ。 さっき落ちてロスした分を早く取り返さないといけないのに 4 | |
| ふぅん……。それなら慎重に進んであげるわ。 無理に急いだら丸太が揺れて、 後ろを歩くあなたがまた落ちちゃうかもしれないしね 5 | |
| あら、意外と策士。 でも私を押さえてもしずくちゃんが―― ――うわぁっ!? 6 + | |
| は、花丸ちゃん? なんでいきなりそんなところつかむの……? 8 | |
| ごごご、ごめんずら、果林さん……! 何かにつかまらなくちゃって思って、つい……! 9 + | |
| そ、そうね。気持ちは良くわかるわ。 けど脇腹はやめて……ひいぃ、くすぐったい、うわっ 10 + | |
| きゃあ! な、なんで私をつかむのよ! 11 + | |
| ひー! 落っこちるずらぁ! 12 + | |
| わ~~っ!! 13 + | |
| はぁ……はぁ……先頭を走るのは曜としずくの2人。 どうにか追いつかなくては―― ――きゃあっ!! 15 + | |
| 危ない! 16 + | |
| うぐっ! ま、真姫……ありがとうございます。 危うく落ちるところで…… あ、あなた、もしかして落ちたのですか!? 17 + | |
| 巻き添えにされてね。 まったく……みんなそんなにあのかき氷が食べたいわけ? 18 | |
| ま、まぁ、滅多に食べられるものではないですからね。 必死にもなるでしょう 19 | |
| 海未もね。わざわざこんな勝負で食べる人を決めなくても、 みんなで普通に注文すればいいじゃない。 数が気になるならシェアしたっていいんだし 20 | |
| 美味しそうなものを見て心が躍るのは、 何も恥ずかしいことじゃないと思うけど。 ほんと、そういうところ素直じゃないわよね、海未は 21 | |
| うぐ……素直じゃないのは真姫のほうではありませんか。 最初はあまり勝負に乗り気ではなかったようなのに、 今はしっかり楽しんでいるでしょう? 22 + | |
| た、楽しんでなんかいないわよ! 負けるのが嫌なだけ! ほら、ぐずぐずしてたら追いつかれるわ。 行くわよ! 23 + | |
| 次は滑り台……ずいぶん長いわね 24 | |
| でもその分、アスレチックの広範囲を占めているようですね。 先頭までの距離も一気に縮められそうです! とうっ! 25 | |
| 私もここまで来たら最後までやり切るわ 26 | |
| えいっ! うわ、結構スピード出る……! わ、わ…… 27 + | |
| ……ふふふ♪ やっほ―――♪ 28 | |
| ………… 29 | |
| ……あっ 30 | |
| 楽しいですね? 31 | |
| 楽しくないわよ!! 32 + |