海の上の大熱戦/第7話
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角色 | 文字 |
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果林 | 水上アスレチックレース、 優勝はチームAqours! おめでと~♪ 1 + |
曜 | いえーい! ありがとう♪ 2 + |
花丸 | ありがとうずら~♪ 3 |
海未 | くっ……負けた……かき氷が……! 4 + |
しずく | 全力を出し切りました……悔いはありません。 おめでとうございます、曜さん、花丸さん! 5 + |
真姫 | それにしても、花丸が1位でゴールするなんて…… 正直予想外過ぎて、まだ信じられないわ 6 |
果林 | 確か花丸ちゃん、ずっと最後尾にいたわよね? それが一転、トップゴールなんて! 一体どんな奇跡が起きたのかしら 7 + |
花丸 | マルもびっくりずら~ 8 |
曜 | ん~、多分だけど……最後、波でアスレチックが揺れた時、 転ばなかったからじゃないかな。 あの時、花丸ちゃんだけ立ってたように見えたんだけど 9 |
真姫 | ああ、なるほど。 私達、あの時滑り台の前に固まってたから、 みんな一斉にバランスを崩したのよね。でも花丸は…… 10 |
果林 | 離れたところをゆっくり走っていたから、 あの転倒ラッシュに巻き込まれずに済んだ、と。 最下位から1位になれたなんて、ドラマチックね 11 + |
海未 | まさか、そんなことで順位が逆転するなんて…… 信じられません…… 12 |
花丸 | ? 揺れってなんのこと? 13 |
曜 | えっ? 最後の滑り台のところで、すっごい揺れたじゃない。 ぐわ~っ!って。私達みんな、それで転んじゃって…… 14 |
花丸 | そうだったの……? あの時は、 とにかく一番にゴールしてかき氷!ってことしか頭に無くて、 周りがどうなっていたとか全然覚えてないずら…… 15 |
曜 | うっそぉ 16 + |
しずく | 食欲の力は偉大ですね 17 |
果林 | ま、何はともあれ、勝ちは勝ち。 優勝チームには賞品を受け取ってもらわないとね。 超豪華かき氷、食べに行きましょう 18 |
曜・花丸 | わーいっ♪ 19 + |
曜・花丸 | いただきまーす♪ 21 |
花丸 | はむっ♪ もぐもぐもぐ……んんん~~、美味しいずら~~♡ 22 |
花丸 | 氷はしゃりしゃりふわふわ、 ソースや果物の甘さが体中に染み渡っていく…… 23 |
花丸 | 幸せずら♡ マルは今、幸せを食べているずら! 24 |
曜 | ほんとうに美味し~っ♡ 氷って、こんなにふわふわに削れるものなんだね! 口の中に入ったらあっという間に消えちゃうよ~! 25 |
しずく | おふたりとも、本当に幸せそうに食べますね。 なんだか私も、一緒に食べているような気分になります♪ 26 + |
真姫 | 残りのかき氷はあと1食。 ギリギリセーフだったわね 27 |
海未 | むむむ…… 29 |
真姫 | いつまで不満そうにしてるのよ。 正々堂々勝負した結果なんだから、文句は無いでしょ? 30 |
海未 | いいえ……この勝負は、 波の揺れというアクシデントによって決しました。 純粋な実力によるものではありません 31 |
海未 | 真の勝者を決めるため、 もう一度勝負をするべきではないでしょうか!? 32 |
真姫 | は……はぁ? またやるわけ!? 33 + |
海未 | やります! かき氷は残り1食……最後のかき氷を懸けて、 水上アスレチックレース第2回戦の開始を、ここに宣言します! 34 + |
曜 | 第2回戦!? やるやる~♪ もう1回遊びた~い♪ 35 + |
果林 | 運も実力のうちって言うけど…… 海未ちゃん、聞きそうにないわね 36 |
真姫 | ちょっともう……いい加減にしてよ~っ! 37 |