渡辺曜/エピソード/14話 氷川丸乗船!
外觀
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| 楽しかったね、中華街 | |
| うん! 肉まん、小籠包、ごま団子、ソフトクリーム…… どれも美味しかった~♡ 1 + | |
| みんなへのお土産と、 それから……せいろも買っちゃったね。 これで気分はいつでも中華街、かな | |
| 帰ったら早速使ってみよ~♪ 冷凍シューマイなら家にあったはず! 2 | |
| 帰ってからも楽しみが増えたね♪ さぁ、次はどこに行こうか | |
| あそこ行きたい! あとで行こうって言ったじゃん、 観覧車から見えた、あのおっきな船! 3 | |
| ああ、そうだったね。 よし、行ってみよう! | |
| これだね、観覧車から見えた船 | |
| やっぱり! 氷川丸だ~! 5 | |
| あれっ? 曜ちゃん、知ってたの? | |
| 観覧車から見た時、もしかして、って思ったんだ。 本やネットでしか見たこと無かったのに…… すごいすごいすごい! 本物だぁ~! 6 | |
| 実は私も、 こんなに近くでこの船を見たのは、初めてなんだよね | |
| そうなの? 横浜、よく来るんじゃないの? 7 | |
| そんなに頻繁には来ないよ。 でも、来たとしても、買い物で街中をふらふらしたり、 遊園地を覗いたりするくらいだったから | |
| じゃあ、キミもこれを機に氷川丸を、いや! 船を!! 好きになってくれると嬉しいな! 8 | |
| そうだね。 私も、曜ちゃんが好きなもののこと、 もっとよく知りたいよ | |
| それにしても、この氷川丸、本当に立派な船だよね。 お台場でもよく船を見るけど、こっちも迫力満点だよ。 えーと、旅行客とかを乗せてたのかな | |
| うん。それから貨物もね。 氷川丸は人と物、どっちも運ぶ貨客船だったんだよ 9 + | |
| 1930年に建造されて、途中で病院船に改装されたり、 また貨客船に戻ったりしながら、 1960年に運航終了するまで、多くの人と物を運び続けたんだ 10 | |
| 太平洋を横断した回数は200以上! 重要文化財にも指定された、日本が誇る貨客船! 11 | |
| さすが、詳しいね……。 そんなにすごい船なんだ | |
| えへへっ♪ 初めて見た時からかっこいいな~って思ってたんだ。 私が乗ってみたい船の1つだよ 12 + | |
| 船客エリアにある食堂とか客室とかも、すごく豪華なんだって! 13 | |
| そっか、宿泊設備もあるんだよね。 豪華な客室かぁ……気になるなぁ…… | |
| ……ん? なんか、氷川丸に人が入って行ってない? もしかして…… | |
| そう! 中を見学できるんだよ! ってことでさぁ、ねっ、ねっ 14 + | |
| ふふふ♪ 分かった。中、見に行こう! | |
| やったー♪ 行こう行こう! 操舵室! 船長室! 機関室~♪ 15 | |
| あははっ! やっぱり曜ちゃんは、豪華な客室よりそっちが気になるんだね | |
| そりゃ~、未来の船長ですから! 氷川丸、いざ乗船~っ♪ 16 + |