温泉旅行ラプソディ/第3話
角色 | 文字 |
---|---|
花丸 | 着いたずら~。 ここがマル達の泊まるお部屋だね 1 |
にこ | さすが有名旅館、いい部屋じゃない! 2 |
しずく | 広いですね。それに、眺めもとても素敵です 3 |
彼方 | あっ! マ、マッサージチェアがある! 最高、この部屋最高……! 4 |
希 | カナちゃん、めざといなぁ 5 |
千歌 | この旅館は、部屋からの景色が綺麗なことで有名なんだけど、 この部屋はその中でも特に眺めがいい部屋なんだよ 6 |
千歌 | 温泉は館内にある大浴場と露天風呂、 それから館外の山の中にも天然の露天風呂があって、 美肌以外にもリウマチや痛風に効果があるんだ 7 + |
千歌 | もちろん、温泉からの眺めも最高! 一度見たら忘れられない絶景だよ~♪ 8 |
しずく | すごい! さすが温泉旅館の娘さん。 お詳しいのですね 9 |
千歌 | えへへ~♪ まぁこれくらいはね! 10 + |
花丸 | 千歌ちゃん、ポケットから何か落ちたよ。 これは……旅館の、パンフレット? 11 + |
しずく | ……なるほど 12 |
千歌 | あ、あはははは~。でも、本当に素敵な旅館だよね! 私達6人しか来られなかったの、本当に残念…… 13 + |
希 | そうやね……。 28人全員の予定を合わせるのも、なかなか難しい―――― 14 |
希 | あれ? にこっち、お風呂セットなんて出して…… もう温泉行くの? 今着いたばっかりなのに 15 |
にこ | 当たり前でしょ! はるばる来たからには1分1秒だって無駄にはできないわ。 宇宙ナンバーワン美肌が私を待っているのよー! 16 |
希 | 行っちゃった……にこっちらしいね。 せっかくやし、ウチらも夕飯の前に温泉行ってみる? 18 + |
花丸 | 賛成ずら~。電車にいっぱい乗って疲れたから、 癒されたいずら…… 19 + |
千歌 | 私も行きたい! 有名旅館の温泉、入ってみたーい! 彼方さんとしずくちゃんも行こうよ! 20 |
しずく | はい♪ 21 |
彼方 | 体があったまってるほうが、マッサージも気持ちいいよね~ 22 |
希 | 決まりやね。みんなで行こう♪ 23 |
千歌 | はあ~~~~、いいお湯だったぁ 25 |
しずく | 聞いていた通り、眺めも素敵でしたね 26 |
彼方 | ああああああ~~~~♡ 27 |
彼方 | 体が芯から揺さぶられる…… 全身の凝りが、疲れが、抜けてゆく…… 28 |
彼方 | これがマッサージチェア…… まさしく神が創りたもうた極上の椅子…… 天国が見える…… 29 |
千歌 | ご飯までまだ時間あるね……。 ねぇ、今から娯楽室に行ってみない? 部屋に戻る途中で見かけたんだ! 30 |
花丸 | 娯楽室? 面白そう! 行ってみたいずら♪ 31 |
しずく | 私もです。あ、でも…… 32 + |
彼方 | あああああああ~~~~♡ 33 |
希 | カナちゃんなら心配しなくても大丈夫だよ。 ウチがついてるから 34 |
にこ | 部屋に残るの? 35 |
希 | うん。お風呂から上がったばっかりやし、ちょっと休憩してるよ。 夕飯の時間が近くなったら連絡してあげるから、 みんな行っておいで 36 |
千歌 | 分かった。ありがとう、希さん。 行ってきまーす♪ 37 |