矢澤にこ/故事/6話 二人の絆
外觀
| 角色 | 文字 |
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| まさかあのにこっちを唸らせる子が出てくるとは、ビックリやね♪ 1 | |
| 本当に。ふふ、にこったらずいぶん嬉しそうだったわ♪ 2 | |
| あの子と一緒に、にっこにっこにーの練習をして分かったの。 この子は一つやると決めたことは絶対にやり遂げる子なんだって 3 | |
| そうやね。 にこっちに認められたい、にこっちのサポートをしたい、 っていうあの子の気合いを感じたよ 4 | |
| ああ見えて意外と根性があるのね。 ニコがこれからもビシバシ指導してあげるわっ! 5 | |
| こらこら。 指導するんじゃなくて、にこがサポートしてもらう立場でしょ? 6 | |
| う……まあ、そうとも言うけど? 7 | |
| 二人であれだけにっこにっこにーの練習をしたんだもの、 これからのステージもきっと上手くいくわ 8 | |
| 鬼に金棒、にこっちに にっこにっこにーやん♪ 9 | |
| 二人とも勘違いしたらダメよ? 10 | |
| 何が? 11 | |
| あれはあくまでやる気を試しただけ。 にっこにっこにーだけじゃステージは作り上げられないんだから! 12 | |
| た、確かに!! 13 | |
| 今までだってニコたちは楽しくって最高のステージを やってきたつもりよ 14 | |
| そこにわざわざ手伝いで入ってくるんだもの。 今まで以上の最高のステージを一緒に作らなくちゃいけないの 15 | |
| あの子にとっても、ニコたちにとっても ハードルが高い挑戦になると思うわ 16 | |
| にこ……そうね、にこの言う通りだわ 17 | |
| それでも、あの子となら乗り越えられると思うから 18 | |
| そこまで言ってもらえて、あの子も幸せ者やね♪ 19 | |
| ふふっ、ニコとあの子の間には絆があるのよ♪ 20 | |
| あの子がニコのことを信じてくれたように、 ニコはあの子のことを絶対に裏切りたくないの 21 | |
| だから、ニコたちも頑張りましょうね♪ 22 | |
| にこのステージにかける情熱はさすがだわ。 私たちも見習わなくっちゃ 23 | |
| これはにこっちだけの挑戦じゃなくて、 ウチらにとっても挑戦やね 24 | |
| まかせてにこっ♪ 25 | |
| 勉強にも同じくらい力を入れてくれたら、もっといいんだけど 26 | |
| そ、そこは二人に任せるにこっ♪ 27 | |
| あ。逃げたっ 29 | |
| もう…… 30 | |
| でも、よかったわね。にこ……♪ 31 |