秋の味覚を召し上がれ!/第3話
角色 | 文字 |
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花丸 | お~、大量ずら 1 |
エマ | 大きな栗も銀杏も、いっぱい採れたね♪ 2 |
花丸 | あ、お芋! 3 |
エマ | 本当だ! すごいね。 これも採っていきたいけど、 穴を掘るもの、持ってないや…… 4 + |
花丸 | でも、お芋があったらきっとみんな喜ぶと思うずら…… マルに任せて! 5 |
花丸 | よいしょ! よいしょ! 6 |
エマ | 花丸ちゃん、がんばれー! 7 |
花丸 | 絶対、みんなにお芋を持っていくんだからー! 8 |
花丸 | これだけあれば、色んな料理が作れて、 みんなお腹いっぱいになるずら〜 10 |
エマ | ふふ。まあちょっと、バーベキュー向きではないけど…… 美味しそうだから、いいよね! 11 |
花丸 | 花陽ちゃんが持って来たお米で炊き込みご飯にしたら、 きっと美味しいよ! 12 |
エマ | うんうん! 13 + |
花丸 | あとは、煮物とかお味噌汁にしてもいいかも 14 |
エマ | それもおいしそうー! 15 |
エマ | って、お味噌は持ってきてなかった…… 16 |
花丸 | あー……失敗したずら 17 + |
エマ | で、でも、道具を貸してくれるところに 調味料があった気がするの。 そこにあるかもしれないよ 18 |
花丸 | 本当!? 19 |
エマ | 絶対とは言い切れないけど、さっき借りに行ったとき、 お醤油とかお塩があるのを見たような…… 20 + |
花丸 | じゃあ、戻ったら確かめるずら〜 21 |
花丸 | それにしても、エマさん楽しそう。 さっきからずっとニコニコだね 22 |
エマ | えへへ。みんなでなにかをするのって楽しくて大好きなんだ。 それに、自然に囲まれてるとスイスを思い出すの 23 + |
エマ | もちろん、景色は全然違うけど、 なんだか懐かしい気分になるんだ♪ 24 |
花丸 | エマさんの家の周りは自然が多いの? 25 |
エマ | うん! だから東京に初めて来たときは驚いちゃった。 大きな建物ばかりなんだもの 26 + |
花丸 | 気持ちはわかるずら。 マルの家の周りも自然がいっぱいだから、 初めて東京に行ったときは未来の国だと思ったずら 27 + |
エマ | 都会もいいけど、やっぱりこうして 自然の中にいるのもいいよね 28 |
花丸 | エマさんは、1人で日本に来て ホームシックになったりしない? 29 |
エマ | ん~、全然寂しくない、 って言ったら嘘になるけど、大丈夫 30 |
エマ | みんなが一緒にいてくれるから、 寂しいって思うより楽しいって思えることの方が多いよ 31 |
花丸 | そのみんなの中には、マルも入ってる……? 32 |
エマ | あはは! もちろんだよ、花丸ちゃん!! 33 + |
花丸 | えへへ、良かった〜! 34 + |
花丸 | それじゃ、たくさん美味しいものを持ち帰って、 みんなを驚かせるずら! 35 |
エマ | うん! 36 |