秋の味覚を召し上がれ!/第6話
外觀
| 角色 | 文字 |
|---|---|
| あ、花陽ちゃんたち帰ってきたよ 1 | |
| あれ、みんな早いね 2 | |
| いいえ、花陽たちが遅すぎるんです、 一体どこまで行っていたのですか? 3 + | |
| ちょっと山奥まで…… 4 | |
| え~、山まで行ってきたの? それはお疲れだね〜。ほら座って座って 5 | |
| ありがとう、クタクタだよ…… 6 | |
| あれ? 海未ちゃん、なんだか濡れてない? 7 | |
| ……わかりますか? これでも大分乾いたんですが…… 8 | |
| なにがあったの? 9 | |
| それが実は…… 10 | |
| 川で魚釣りをしていたのですが、 足を滑らせてそのまま川へ…… 12 | |
| 川底は滑るからね……。 でも、怪我がなくてなによりずら 13 | |
| はい、おかげさまで 14 | |
| ただ、せっかくかかった大物に 逃げられてしまったのが悔やまれます 15 | |
| ああ、それは残念だったね 16 | |
| でも安心してください、 その代わり彼方が大量の魚を捕ってくれました 17 | |
| わあ、彼方ちゃんって、 魚釣り得意だったんだね 18 | |
| 魚釣りは全然だったよ~。お天気がよくて、ついうとうと しちゃってね……。でも、寝ちゃダメだから、寝ないように 捕まえ方を変えてみたの。削った木の枝で、えい、って♪ 19 | |
| えい……? まさか、突いて……? 木の枝って……すごいずら、そんなことできないずら 20 | |
| あの集中力は、並大抵のものではありませんよ……。 ひと突きで最低二匹は捕まえるのですから 21 + | |
| ほ、本当にすごい…… それってもう、特技といっていいと思う…… 22 | |
| 思いの外うまくいって、 彼方ちゃんもビックリしたよ~ 23 | |
| 秋の収穫祭で、すごい特技ができちゃったね 24 | |
| ところで、みんなはどうだったんですか? 収穫はありましたか? 25 | |
| 完璧ずら、みんなお腹いっぱいになるくらい採ってきたよ〜♪ 26 | |
| それなら、私達もたくさん採ってきたよね、 ルビィちゃん♪ 28 | |
| うん! ホラ見て、大量だよ〜! 29 | |
| それじゃ、みんなお腹も空いてるだろうし、 バーベキューを始めよう〜! 30 | |
| うん、みんなでとってきた材料で なにができるかな~ 31 | |
| せめて料理で名誉を挽回しなくては 32 | |
| よ~し! 彼方ちゃん、腕によりをかけちゃうよ~ 33 |