秋雨クラブ/第6話
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はぁ……はぁ……はぁ……はぁ…… 1 |
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もう、なんなのよ……! 2 |
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置いていくなんて、どういうつもり!? 3 |
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すみません。つい、気持ちがたかぶってしまって 4 |
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でも、その気持ち、わかる気がする。 なんだか嵐の日って、落ち着かないよね 5 |
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気持ちが、そわそわ、ふわふわ。そんな感じ 6 |
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だから思わず走りたくなっちゃうずら 7 |
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まったく、しょうがないわねぇ。 ところでここは? 8 + |
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音楽室です。 ねぇ真姫さん、お願いがあるの 9 |
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今度は何? 10 |
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ピアノを弾いてくれない? 11 |
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ピアノ? 12 |
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そのシーンも映画にあった、ってわけね 13 |
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はい。だから再現してみたくて。お願い 14 |
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ふーん……………… 15 |
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ま、乗り掛かった船だし。 ここまできたら、最後まで付き合ってあげる 16 |
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ありがとう! 17 |
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リクエストがあるなら聞くわ。 と言っても、私が弾けるのは、ジャズかクラシックくらいだけど 18 |
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選曲は任せるよ。真姫さんの今の気分で選んで 19 |
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うーん……だったら、こんな曲はどうかしら? 20 |
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どう? 24 |
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素敵だった……嵐みたいに激しくて、でも繊細で 25 |
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心が震えた。璃奈ちゃんボード「じーん」 26 |
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すっかり聞き惚れてしまったずら 27 |
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うん。時が経つのを忘れちゃうね 28 |
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さすが真姫。ピアノの腕は超一流ね 29 |
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な、何言ってるのよ。 私の力というよりは、偉大な作曲家のおかげね。 有名なクラシック曲だから 30 + |
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それより、外を見て 31 |
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外? あっ! 雨が…… 32 |
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あがりましたね! 33 |
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